"サルタバルタの唄"

作曲:水田直志さん(FINAL FANTASY XI アルタナの神兵『The Cosmic Wheel』より)
作詞・編曲・歌:籠入り

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草原を渡る風はやさしく、
あの頃と同じように頬を撫でる

広がる世界の果てをゆめみて、
あなたの隣で夕焼けを見てた

この地を離れて、
季節は流れて、

導かれるように、
戻ってきたけど

もっと、もっと、聞きたいことがあった
ここで、ひとり、
落ちる陽を浴びていると

ずっと、ずっと、一緒だと思ってた
だけど、今は、思い出を胸に
歩き出すよ



初めてヴァナ・ディールに降り立った頃からのフレは、まだそこにいますか。


2008年にGKNETさんというWebサイト上で開催されたFFXI創作イベント
『夏の創作へぼ合戦』への提出作品でした。
歌っているのは自分ですが、これについては多くを語りません。
作詞は、まず特徴的なフレーズを見つけ、そのフレーズに合う歌詞をつけて、
(この曲では「もっと、もっと」「ずっと、ずっと」の部分)
そこから歌詞世界を広げていく、という手順です。
昔、嘉門達夫さんが替え唄講座みたいなところで言ってた手法なのですが(笑)

ソフトはCubase、音源はCubase付属のHALion Oneを中心に、
右側のギターにはIndependence Freeを、
ベースはVienna Special Editionのウッドベースを使っています。
笛バージョンのほうでは、おなじくViennaのフルートを使っています。

虫の声は、歌と同じく、マイクで録音したものです。
もともと、この曲のためではなく、特に用途を考えずに録った音でしたが、
曲に合うかな、と思って使ってみました。
ヘッドホンで聴くとわかるかと思いますが、じつは雨音が入っています。
サルタバルタは乾燥地帯で、雨が降ることはほとんどないと思いますので、
よく考えてみると、ちょっと不自然かな、とも思うのですが。

原曲は、『アルタナの神兵』で行けるようになる過去の世界の中、
過去世界のサルタバルタ(下の写真の場所)で流れます。
『アルタナの神兵』では、いちばん人気のある曲かもしれません。
ヴァナ・ディール通信の好きなBGMランキングなどもなくなってしまったので、
どの曲が人気か、というのは、よくわからないのですけれども。

もともと、現代のサルタバルタ(上の写真の場所)というのは、
FFXIを始めるときに、ウィンダス連邦を所属国に選ぶと、
最初に冒険をする場所になる、ということで、
歌詞も、FFXIを始めたばかりの頃に想いをはせて…という内容です。


Merry Minstrel Meadhouse

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