「ゲームいろいろ話」の記事

ファイナルファンタジータクティクス(FFT)演奏会まであと1日。明日です。
というかカウントダウンと言いつつ2日も抜けるってどうよ。どうですか。
仕事が立てこんでいた上にコンサート旅行準備で手が回りませんでした。
これから、新幹線に乗って最後の練習に向かいます...。

さて、いよいよ明日にせまったFFT演奏会に備えて、
CDなどで曲を聴いて予習される方もいらっしゃるかと思いますが、
その際にご参考になればと、FFTの音楽についてちょっと書いてみます。

といいつつ、こちらのポッドキャスト(英語)を元ネタに使います。

Into the Score - 23 - Symphonia Ivalice

Kenley Kristoffersonさんによる、『Into the Score』という、
いろんなゲーム音楽を聴きつつ分析していくネットラジオ番組なのですが、
その中の、FFTの音楽を取りあげた回です。

とりあえず、今回はFF11ともFF14ともいっさい関係ありません。

先日の日本ファルコム話の続きのようになりますが、
筆者が、もともとパソコンゲームをよく遊んでいたものの、
いつしかファミコン、スーパーファミコンに心奪われていった90年代前半。
それでもパソコンでゲームを遊ぶ価値はある、と教えてくれたのが、
Bio_100%という、フリーソフトのゲームを作っていたグループでした。
まあ、くわしい説明は公式サイトを見ていただくとして、
当時、自分でも、つたないながらもパソコンでゲームを作っていたので、
(クオリティはぜんぜん違うものの)同じように趣味で作られていた、
Bio_100%のゲームの数々にはかなり刺激を受けたのでした。

で、時は飛んで2008年、突然、上述のBio_100%公式サイトが出現。
「懐かしいなー」とか思いつつ、その時はそのまま忘れていたのですが、
最近になって、ふとまたのぞいてみると、
"Bio_100% Music CD Box プレゼント祭"とかやってるじゃないですか。
いつ始まったか知らないけど、まだ応募受付してるじゃないですか。
検索したら、CD届いたってブログ記事がかなり前に出てるじゃないですか。
抽選って書いてあるけど810名って無謀なまでに多いじゃないですか。
...これ、もしかして、実質、もれなくプレゼント状態? と思って、
応募してみたら、やっぱり半月ほどで届きましたよと。


パッケージがPC-9821!
初めて、お下がりではなく親に買ってもらったパソコンでした。懐かしい。


CD4枚とストラップとペーパークラフト入り。

ちなみに、CDの収録曲は(たぶん)全部サイトでダウンロードできるので、
CDのほうは、コレクターズアイテムといえば、まあ、そんな感じですね。
ともあれ、"Bio_100%"と聞いてピンとくる人で、まだご存じない方は、
公式サイトを読みふけり、聴きふけっていると、懐かしい気分になれます。
で、CDも欲しいと思ってしまったら、今からでも応募してみると良いです。

FM音源とかファミコンのPSG音源の曲を収録したアルバムは数あれど、
BEEP音(源?)の曲をこれだけ収録したアルバムは他にないかも。
(昔のパソコンの、エラー通知の「ピー」という音の音程を変化させたり、
高速アルペジオで疑似的に和音を作るという、かなりの荒業です...
Super Depth Original Versionの曲などを聴いてみてください)

そんなBeep音の曲もあれば、生のブラスやオケ演奏も収録されていたり。
ちなみに、『Finalty』のオーケストラアレンジを演奏しているのは、
『モンスターハンター3(tri~)』などの演奏も担当している、
チェコのフィルムハーモニックというオーケストラだったりします。

と、せっかくCDを頂きましたので、宣伝してみるのでした。

今日もまたでかいスクエニ箱が。

あけると、

今日のこの日ばかりはFFもヴァナ・ディールもスクエニもありません。
ゲーム音楽をイジる者として触れなければ気がすまないゲーム、
『大乱闘スマッシュブラザーズX』の発売日です。
といいつつFFに引き戻すと、メインテーマはご存知、植松伸夫さんが作曲していたり、
一人用モードのプロットを、FF7・8・10などの野島一成さんが手がけたりはしています。

発表時から豪華な音楽担当者陣が話題になっていましたが、
ゲーム開始時から聴ける(BGMとして使える)楽曲のリストがこちらで公開。
これだけでも凄いですが、ゲームの進行などによって新しい曲が増えていくようです。
選曲は、候補曲リストの中からアレンジャー自身が選んでいったようで、
(任天堂・ハル研究所・ゲームアーツなどのスタッフの方々は違うかもしれませんが)
伊藤賢治さんがやはり以前から好きだと言っていた『スターフォックス』を選んでたり、
(スタオニの)甲田雅人さんは『MOTHER』と『メトロイド』を選んだのか、ほっほー...、
みたいに、リストを見ているだけで楽しめますね。 ...自分だけな気がします。
あと元スクウェアの方では光田康典さん、下村陽子さんが音楽に携わっていたり。
たぶん世界一有名なゲーム曲の、作曲者自身による新アレンジも良い感じです。

『スマブラX』の音楽についてはこちらの社長×企画者対談でも触れられています。
(記事構成は『ヴァナ・ディール滞在記』や『ゲームの話をしよう』の永田泰大さん)
曲数的にも、権利関係でも、桜井政博さんの過去の発言や選択からしても、
このゲームのオリジナルサウンドトラックが出る可能性は低い気がします。
『DX』の時のように、オーケストラコンサートはけっこうありそうな気がしますけど。
(オーケストラもいいんですが、ビッグバンドのライブとかもまたやってほしいなあ)

ゲームキューブコントローラを4つスタンバイして、ソフトも無事入手しましたので、
あとはがっつり遊ぶだけです! ...夜に。

もう2007年も終わろうとしていますし、こんなところを読む方には今更な話題ですが...
初代『ファイナルファンタジー(FF)』が発売されてから、この12月で20年が経ちました。

じつは筆者が『FF』シリーズの熱心なファンであった時期は短く、
発売日に購入したのは『FF6』だけです。
思い入れが強い作品はというと、3と6と、もちろん11で、
特に『FF3』では初めて、ゲームの中で流れている音楽に興味を持ち、
テープレコーダーを、テレビのスピーカーに押しあてて録音した幼い頃の筆者でした。
曲は『ドーガとウネの館』が大好きでした。もちろん今でも好きですが。
ついでに、初めてゲーム音楽をパソコンで打ち込んだのは『FF5』ですが、
これは、雑誌『マイコンBASICマガジン』に掲載された楽譜からの打ち込みでした。
初めて、曲から直で耳コピしたゲーム音楽は『FFタクティクス』だったと思います。

逆に、ナンバリング作品の中で未プレイなのは1,2,4,12ですね。
12は買うだけ買っておいて、いちども起動していないという酷い状態ですが(笑)、
いずれは『ドラクエ8』ともども起動したい...もとい、クリアしたいと思っています。

そんな記念の年ですし、各所で様々な企画があったと思うのですがあまり知りません。

エンターブレインからは記念本『ファイナルファンタジー レミニセンス』が発売中。
FF11はゲーム内容の紹介に12ページと、召喚獣や魔法一覧でときどき11の話も。
内容は、もちろん表面をさらっただけで、新情報や攻略ネタなどはありません。
FF11にどっぷり漬かっていると、冗談でなく割と『FF』であることを忘れてますが(笑)、
"FFシリーズの中の一作としてのFF11"を俯瞰できるのが、なかなか新鮮です。

FFシリーズの主要開発者9人へのインタビュー記事のうち、FF11にも関わった方では、
天野喜孝さんが金屏風ヴァナ・ディール地図を制作された際のお話があったり、
坂口博信さんはFF11をオンラインゲームとして仕掛けたいきさつを語られていたり。
植松伸夫さんも、もちろん登場されていますが、FF11の話題は特にありません。
さらに、田中弘道さん(プロデューサー)や石井浩一さん(初期ディレクター)の記事も。
田中さんはおなじみですが、石井さんがFF11を語るのは久しぶりでしょうか。

石井さんについては、あまりFF11プレイヤーの間では話題にならない人物ですが、
開発当初から、シナリオの加藤正人さんとともにFF11の世界観を作っていたはずで、
石井さんの代表作『聖剣伝説』シリーズとFF11の世界は繋がりが感じられます。
たとえば、FF11の世界である"ヴァナ・ディール"という名前は、
おそらく『聖剣』の世界"ファ・ディール"と何らかの意味を込めて繋げているのでしょうし、
クォン大陸、バストゥークといった地名は『聖剣』でも登場していましたね。

あと、『アルティマニア』などで知られるスタジオベントスタッフも記念本を作っていて、
『キャラクター編』『ストーリー編』『バトル/モンスター編』とスクエニから発売予定
ベントスタッフの本といえば『ALL ABOUT』時代から内容の濃さと独創性が際立ち、
『FF』シリーズでは7以降、11を除く全ての作品の攻略本を作っていますが...
シリーズ中でも特殊なFF11についてどこまで扱ってくれるのか、気になるところです。

あと、これまた『マイコンBASICマガジン』以来の伝統として必ず扱う音楽ネタですが、
植松さんインタビューは当然として、他の作曲家をどこまでフィーチャーしてくれるか。
水田さん谷岡さんも良いですが、『FFX-2』の松枝賀子さんの近況が気になります。

そして、ネット上での白眉は以前にもご紹介したThe Final Fantasy Retrospective
『FF』の20年間を振り返る、約3時間半の大作ムービー(英語)です。
海外でも、こんな気合いの入った作品を作ってくれるシリーズになったのですねえ。
あ、最後になりますが、20周年おめでとうございました。


2007年9月 6日 18:45

モグ塗り中@FFCC:RoF

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FF11とは、音楽担当の谷岡久美さんつながりということで何度か触れました
ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リング・オブ・フェイト』ですが、
いろいろあって、DS本体ごと買いました。(持ってなかったので)

1時間半ほど遊びましたが、そのうち1時間はひたすらモーグリを塗ってたという...
こういう、関係ない脇道が大好きです(笑)
モグ塗りはゲームキューブ版からありましたが、DSだとタッチペンが良い感じです。


ペイント中。まだ鶏っぽさがたりないです。ってなにやってんの。

誰が見ているかわかりませんが、友達コードを交換したい方とかいますでしょうか?
Wi-Fi環境が整ってないので反応遅いかもですが。仕組みも分かってませんがー。


2006年6月18日 12:20

ゲームとサラウンド

ここは日記ではないので、書く記事がないときは書かないのです。
頻繁に訪れてくださる皆様には心苦しくありつつも...。

トップページの上部に現在のVana'diel時間が表示されていますが、
ついに天晶暦999年になりました。以前の記事でも書きましたが、

★ヴァナ・ディール天晶暦(C.E.) 1000年1月1日午前0時 ("1000年問題"?)
   = 日本時間(JST)の西暦(A.D.) 2006年6月30日(金) 14:24:00
★C.E. 1001年1月1日午前0時 (第2千年紀/2nd millenniumの始まり)
   = A.D. 2006年7月15日(土) 00:00:00 (JST)

です。何が起きるか、それとも何も起きないか...。
※7/1追記:上の時間に誤りがあったので、訂正しました。

さて、こんな記事『モンスターハンター2とドルビーサラウンド』が気になっていたら、
ヘッドホンが壊れました。これはあれですか、買えということですか。
とはいえ、今まで使っていたヘッドホンとは、文字通り桁の違うお値段。
さすがに今までと違って1年に1個ずつ壊れることはないだろう、とか、
音ネタを扱うサイトをやってるんだから一点豪華でもいいだろう、とか、
自分に言い聞かせて、サラウンドでコードレスなヘッドホンを買いました。
買ったのは、この記事で触れているものほど高くはないですけれど。

●「植松ラヂヲ」復活版第2回が放送開始。Podcasting 開始でダウンロードしやすく。
 「VOICES」にアンジェラ・アキさん(FF12主題歌)も参加とか、あと皆さんの近況とか。
●「ヴァナ・ディール通信 サマーカーニバル2005特集号」(→ enterbrain / → Amazon)
 DVDにはイベントがほとんど全部収録、というのは前回書いたとおり。
 イベントの舞台裏は本誌のほうで触れられている様子。発売まであと1週間。

ふだん、ゲームの情報を集めるということがないためか、ほぼ日刊イトイ新聞での、
『MOTHER3』の発売のめどが立った、ってお話を、不思議な唐突な感じで読みました。
じつは『MOTHER』シリーズはゲームボーイアドバンスで初めて触れ、
しかも2年経ってまだ『1』の最後までも進んでいないという体たらくなのですが、
『MOTHER』の最初のサウンドトラックは今のところゲーム音楽CDのマイベスト1です。
(まあ、狭い狭い自分の世界の中のベスト1ですが・・・)
名作と呼ばれるRPGシリーズの新作が12年?ぶりに登場するのは、ただただ楽しみ。
明後日発売の、ケイト・ブッシュの12年ぶりの新作アルバムみたいなものですか。
違うか。

待っていてくださった方々、ありがとうございます。
またしばらくの間、忘れていてくださいね。
『今日のダーリン』11月4日 より

きっとまたつぎに「ほぼ日」で触れられるときまで忘れていると思います。
うーん、でも、『3』をやるなら、その前に『MOTHER1+2』をクリアしなければ、
それで、永田泰大さんの「ポケットに『MOTHER』。」を読まなければ。

永田泰大さんといえば、このblogで何度も触れているけど何度でも触れたい名著
「FFXI プレイ日記 ヴァナ・ディール滞在記」 (→ enterbrain) の著者で、
現在は「ほぼ日」を中心に活躍されていますが、

 おやおや、またお会いしましたね。
 金曜日はピンク色、ですって?
 とぉんでもない! ずがたかい!
 それは黒です。ブラックです。
 ヤマンバのお歯黒のような黒です。
 白魔道士がケアルとレイズを忘れ、
 サンダガとブリザガを連発するような黒です。
 すなわち、「言いまつがい暗黒編」!
 恐怖! 漆黒! 地獄の釜!
 農夫! 脱穀! 自慢の鎌!
 心臓に毛が生えていない方は
 読まないでください。
 あなたは‥‥。
 ポーカーフェイスを貫くことができるか?
 ぎゃあああああああああああ!

『言いまつがい』第629回(暗黒編、11月4日付)より
http://www.1101.com/iimatugai_book/

相変わらずの絶好調ぶりですのでお勧めです。
声に出して読めない日本語。」の例文(永田さんの例文自選集は10/29付)も絶品。

何かとお世話になっているayameさんから手渡されたバトン。
決められた距離を走り(決められた質問に答え)、
次の走者へと勝手にバトンを渡して、
みんなが飽きるまで走り続けるという企画です。
元ネタは「Musical Baton」ですが、音楽がゲームになった以外はほぼそのままです。
はてなアンテナによる解説

「Musical Baton」を最初に始めた方は、誰なのか分かっていないようですが、
この記事によれば、「Musical Baton」をひねって
最初に「Videogame Baton」を始めたのは「ザイーガ」さんというサイトなのだそうです。
それでは、バトンの渡し主を遡っていって、そこまでたどり着けるか試してみましょう。

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