2005年12月22日 00:40

FF11をよく知らない方のための、「LIVE Vana'diel」のすすめ

公式サイト内のVana'diel Windでは、FF11関係の動画が配信されています。
現在は、来年に発売らしい拡張ディスク「アトルガンの秘宝」の予告映像と、
FF11の中の世界をリアルタイムに中継している、「LIVE Vana'diel」があります。
これらは、ブロードバンド環境が必要ですが、誰でも見ることができます。
FF11をよく知らない方や、もう辞めた方でも、気が向いたときに、
環境ビデオみたいに、ぼんやりと「LIVE Vana'diel」を覗いてみてはいかが、というお話。

まず、現在の「LIVE Vana'diel」で見られるライブ映像ですが、
通常時の巡回カメラの映像と、たまに切り替わる手動カメラの映像に分けられます。

巡回カメラはゲーム内のいくつかの地点を自動的に巡回し、撮影しています。
手動カメラのほうは、スクウェア・エニックスのひとがゲーム内でカメラマンを操作し、
何かが起きている様子を追いかけて撮影します。
(カメラの動く速度が一定しない、もしくは何分間も動かない、ので判断できます)
主に、拡張ディスクの発売や大型バージョンアップの前後の時期、
ゲーム内イベントの開催時などに現れることが多いです。
さらに、筆者はリアルタイムで見たことはありませんが、
ごくごく稀に、スクウェア・エニックス社内、FF11の開発室からの映像が流れることも。

とはいえ、ほとんどの場合、「LIVE Vana'diel」には
巡回カメラからの映像が映っていると思いますので、以下でその巡回路の解説を。

現在の巡回カメラは、一周が約1時間15分の周期で、
ゲーム内のいくつかの地点をぐるぐると自動的に巡回して撮影しています。
普通にゲームをプレイしていても見られない、上空からの視点なども映り、
FF11を遊んでいる者にとっても、なかなか新鮮だったりします。
場所ごとに、見どころなどを説明していきましょう。
(以降は、2005/12/21現在の巡回カメラの説明で、変更される可能性があります)

(ご注意)以下に示している「時間」は、「聖地ジ・タ」の映像の始まりを起点とし、経過時間を示したもので、
実際にライブカメラ映像を開いたときに、どの地点の映像が流れているかはタイミングによります。

時間エリア 分類 BGM リンク
0'00''~2'50''聖地ジ・タ フィールド あり公式紹介
~5'30''ボヤーダ樹 ダンジョン なし公式紹介
~7'40''ラバオ 集落 あり公式紹介
~21'50''ジュノ下層 街 あり公式紹介
~27'10''ダボイ ダンジョン なし公式紹介
~30'50''クフィム島 フィールド なし公式紹介
~38'00''ガルレージュ要塞 ダンジョン なし公式紹介
~41'30''西ロンフォール フィールド あり公式紹介
~43'30''グスタフの洞門 ダンジョン なし公式紹介
~51'20''南サンドリア 街 あり公式紹介
~54'00''ドラギーユ城 街 あり上に 同じ
~1゜05'00''バストゥーク商業区 街 あり公式紹介
~1゜10'00''バストゥーク港 街 あり上に 同じ
~1゜15'00''ウィンダス石の区 街 あり公式紹介


0分00秒~2分50秒頃
聖地ジ・タ
■ どんな場所?:霧のかかった深い、空のあまり見えない針葉樹林の中
■ BGM:「The Sanctuary of Zi'tah」(FINAL FANTASY XI ジラートの幻影 Original Soundtrack 収録)
Zi'tah

リ・テロア地方の陸からの入口にあたる針葉樹林。樹齢数千年を数える大木も珍しくない森の中は、少量しか日が射さず昼なお薄暗い。しかし、そのおかけで、点在する岩の先端部が発光し、辺りを不気味に照らし出す、この森特有の怪現象を昼間でも観察することができる。ここは、ヴァナ・ディールの人々に神域と信じられており、「ロ・メーヴ」への巡礼者とゴブリンの追剥ぎ以外、最近まで訪れる者すら稀であった。(→公式サイトより

見どころは、ヴァナ・ディール時刻によって大きく変わる風景でしょう。
どころどころに見える、不思議な青い光も気になります。
人の姿が映ることは稀で、寂しげな音楽もこの風景には良く合っていますね。


2分50秒頃~5分30秒頃
ボヤーダ樹
■ どんな場所?:狭い通路が広い空間をつないでいる、水と植物の多い洞窟
■ BGM:なし
Boyahda

樹齢数万年に及んだとの説もある、ジ・タの森最大の巨木「ボヤーダ樹」。今では、その朽ちた跡にできた洞窟が、同じ名前で呼ばれている。洞内には、元々ボヤーダ樹の皮を被っていた光り苔が壁面にびっしりと密生し、淡い光に包まれた幻想的な空間を作り出している。なお、この一帯には凶暴な歩行植物「マンドラゴラ」の亜種が巣食っているため、自ら望んで訪れるのは冒険者ぐらいである。(→公式サイトより

先ほどの聖地ジ・タの中にあるダンジョン。
ダンジョンらしく、暗くてじめじめしているとはいえ、
広い空間に立つ大木、流れ落ちる滝、など、見どころも多いです。
ここでは、戦闘中の冒険者パーティが見られるかもしれません。
それらのキャラクターは、実際にいま、世界のどこかのFF11プレイヤーが操作しているわけです。
なので、日本時間の夜に覗けば、そうした光景にあたる確率が高いでしょう。


5分30秒頃~7分40秒頃
ラバオ
■ どんな場所?:砂の地面に、風車や池、高い木などが立っている、小さな集落
■ BGM:「Rabao」(FINAL FANTASY XI ジラートの幻影 Original Soundtrack 収録)
Rabao

アルテパ砂漠最大のオアシス。隊商や、冒険者を当てこんだ強欲な商人たちが、泉を中心に散らばっている。泉のそばにある二つの風車塔は、地中深く休みなく地下水を巻き上げており、乾季にも、その泉が枯れることはない。(→公式サイトより

カメラは遠くへ飛んで、ここはオアシスです。
集落だけあって、人の姿がたくさん映りますが、その大部分は、
人間が操作しているわけではない、NPC(ノン・プレイヤー・キャラクター)です。
というと難しそうですが、つまり今までのRPGの「街の人」と同じです。
また、数少ない、モーグリが映るポイントがあるので、モーグリ好きの方はご注目(笑)


7分40秒頃~21分50秒頃
ジュノ下層
■ どんな場所?:人であふれかえっている、レンガ造り?の街
■ BGM:「The Grand Duchy of Jeuno」(FINAL FANTASY XI Original Soundtrack 収録)
 「星芒祭」期間中はアレンジバージョンの曲が流れる
Jeuno

ジュノ大公国――

クォン大陸とミンダルシア大陸を結ぶ東西交通の要衝『ヘヴンズブリッジ』の上に形成された新興の都市国家。重商主義・中立主義を国是とし、関税を始めとする様々な国家規制が他の国に比べて緩い。そのためか、ヒューム族の商人からゴブリン族の職人まで、様々な種族・職業の者が絶えず流入し、国際色豊かな街並みを形成している。

また、古代の失われた技術を伝える唯一の国としても知られ、その産物のひとつである飛空艇は、今や諸国間の欠かせない高速交通手段となっている。

十数年前の獣人軍の大攻勢に際しては、小国ながら人の諸国を束ねる盟主の役割を演じ、アルタナ連合軍を結成して、これを撃退した。(→公式サイトより

ジュノは大都市であり、FF11の中で最も人の集まる場所です。現在のFF11世界の中心でしょう。
ピーク時には、1000人を超える人々がここに集まっています。
もっとも、ハードウェアの表示性能の問題で、ものすごい群集が映ることはないかもしれませんが、
それでも、いろいろなキャラクター...人間が操作しているキャラクターを見るならば、
ここがいちばんでしょう。

ここのカメラで映されているのは、ジュノ大公国の中の「ジュノ下層」というエリアです。
当サイトの名前の由来である「Merry Minstrel Meadhouse(吟遊詩人の酒場)」の扉も映りますが、
ゲームをやっていない方が見てもわからないな...。
モーグリの次に、ここではチョコボがじっくりと見られます。

また、見どころではなく聴きどころですが、12月の現在は「星芒祭」期間中のため、
クリスマス風にアレンジされた曲「Jeuno -Starlight Celebration-」が流れています。
こちらはiTunes Music Storeでの販売のみで、CDに入っていない曲なので、チェックしてみては。
ここは映っている時間が長いので、たっぷり3ループ以上聴くことができます。


21分50秒頃~27分10秒頃
ダボイ
■ どんな場所?:岩に囲まれ、ところどころに木の柱ややぐらが立ち、川が流れる静かな空間
■ BGM:なし
Davoi

ダボイは、丘の上に小さな美しい修道院が建つ、素朴なエルヴァーン族の村だったが、十数年前、オーク軍残党の焼き討ちにあい、修道僧たちは皆殺しにされ、村は占領下におかれた。その後、地下のじめじめした修道窟や防衛に適した地形が気に入ったオーク族は、そのまま住み着き、いつしか村は復活したオーク軍の基地となった。この地を奪還することは王立騎士団にとって悲願とされているが、喉元とも云えるゲルスバ山すら占拠されてしまった昨今では、大規模な作戦行動もままならず、もっぱら冒険者の義勇軍に頼っているのが現状だ。(→公式サイトより

猫背で太い尻尾の生えた、オークという獣人がうろうろしています。
もとは人類が住んでいただけに、昔はきれいであったろう、ぼろぼろの建物があったり、
オークが建てたであろう、素朴な木のやぐらなどが点在しています。
あまり冒険者の姿を見ることはありません。


27分10秒頃~30分50秒頃
クフィム島
■ どんな場所?:雪が積もる、海に面した広いフィールド
■ BGM:なし
Qufim

ジュノの北東、シュ・メーヨ海に浮かぶ三日月状の島。常に雪に覆われた寒冷地で、稀にオーロラを見ることができる。現在は、島のほぼ全土を獣人軍に属していた巨人傭兵の残党が掌握しており、連合軍に対して頑強に抵抗を続けている。中央に「デルクフの塔」と呼ばれる、謎の巨大建築物がある。(→公式サイトより

ここは、故郷を離れてジュノへやってきた頃の、冒険者のレベルあげに用いられることが多く、
日本時間の夜に覗けば、モンスターと戦っている冒険者パーティの姿が見られる可能性は高いでしょう。
風景としては、一面の雪景色で味気ないですが、これまた真っ白で巨大なデルクフの塔は壮観です。
夜には、空にオーロラが見られることもありますが、説明のとおり、かなり稀です。


30分50秒頃~38分00秒頃
ガルレージュ要塞
■ どんな場所?:古びた石畳のダンジョン
■ BGM:なし
Garlaige

クリスタル大戦時、ソロムグ原野に陣取った獣人軍の背後を突くために、密かにアルタナ連合軍旗下の王立騎士団第一連隊が構築した地下要塞。多数の連合軍兵士を収容し、直接、獣人軍の陣地下まで掘り進んで奇襲をかけ、一時は獣人軍を大混乱に陥れた。しかし、秘密の入口が獣人軍に発見されてしまうと、衆寡敵せず、全員が基地内で討ち死にした曰くつきの場所である。(→公式サイトより

BGMのないエリアが続いて、飽きてくる頃かもしれません。
ここも、中級レベルの冒険者パーティがよくモンスターと戦っている場所です。
カメラも、この地下遺跡の、入り口付近からどんどん奥へ進みながらも、
途中ところどころで止まりながら、戦闘風景を狙っているようなカメラワークになっています。
上記のような、壮絶な歴史のある場所で、コウモリなどのほか、骸骨などのアンデッドの姿もあります。
途中、大きな扉の手前と奥でカメラが止まりますが、
稀に、この場所で巨大なロボットと戦っている大勢のパーティがいることも。


38分00秒頃~41分30秒頃
西ロンフォール
■ どんな場所?:比較的明るく開けた、人通りの多い森
■ BGM:「Ronfaure」(FINAL FANTASY XI Original Soundtrack 収録)
Ronfaure

王都サンドリアを囲む広大な森林地帯。元々狩猟民族で、森を愛するエルヴァーンの民は、防衛上の不利を捨て置いても、木々を大切に保全してきた。精強な騎士団が活躍していた時代は、それでも何の問題も起きなかったが、国力に陰りが見え始めた昨今では、この森も決して安全な土地では無くなってしまった。木々はオーク族の兵士やゴブリン族の夜盗に、格好の隠れ場を提供することとなったのだ。(→公式サイトより

ご存知、植松伸夫さんの「Ronfaure」をBGMとするフィールド。
ヴァナ・ディールに森はいくつもありますが、ここはあまり木が高くないため、
日光が差すことが多く、霧とともに美しい森の風景を作り出しています。
ゲーム中では見られない、空からのアングルなどが多く、
ヴァナ・ディールの風景を見慣れたFF11プレイヤーにとっても楽しめるエリアでしょう。


41分30秒頃~43分30秒頃
グスタフの洞門
■ どんな場所?:地面が砂になっている洞窟
■ BGM:なし
Gustav

ヒュームの山師グスタフが、その生涯をかけて、有望なミスリル鉱脈を探し求めた夢の跡。地下水が染み出したり、砂が流れ込んだりして、作業は難航を極めた末、仲間にまで裏切られて、結局彼は目的を達することはできなかった。しかし、彼の掘った坑道が、図らずもザルクヘイムとヴォルボーをほとんど貫通していることに後の人が気づき、グスタフは後世に名を残した。(→公式サイトより

一本道の洞窟をカメラがひたすら進んでいきます。
似たような洞窟はいくつもあるので、どの場所なのか判断が難しいですが、おそらくグスタフの洞門。
稀に、巨大なワイバーンと、大勢の冒険者たちが戦う様子が見られるかもしれませんが、
ちょっと、その地点なのかどうか、自信がありません。
このエリアは映っている時間も短く、カメラもちょっと気分転換、なのかもしれません。


43分30秒頃~51分20秒頃
南サンドリア
■ どんな場所?:石畳の、古風な建物が並ぶ街
■ BGM:「The Kingdom of San d'Oria」(FINAL FANTASY XI Original Soundtrack 収録)
San d'Oria

サンドリア王国――

クォン大陸の北方に住む誇り高き戦士の民エルヴァーンが、激しい内戦の末に建国した王国。500年以上も続くドラギーユ家の当主が歴代国王として治めている。

王国の首都サンドリアは、国境防御・外征を主任務とする王立騎士団と都市防衛・治安を主任務とする神殿騎士団のふたつの精強な軍事集団に支えられた堅固な城塞都市である。

だが、さきの大戦の影響は大きく、輝く剣を天高くかかげた英雄達がこの地を駆けめぐっていた、かつてのサンドリアの栄光の日々は、今はもうない。

黄昏の騎士王国......・、老いたる、眠れる獅子。そう影で揶揄する者もいる。

周辺には、迷いの森とも呼ばれる広大なロンフォールの森が広がっている。(→公式サイトより

ここで初めて、いわゆる「三国」のひとつが登場。
サンドリア王国でも最もにぎわいのある凱旋門広場を中心に、街並みを映しています。
ヨーロッパのどこかの街のライブカメラを見ているような気分になるかも。
現在(12/21)は、「星芒祭」シーズン真っ盛りで、デコレーションされた木々があったり、
たまに冒険者が花火を打ち上げる様子が見えたりします。
ここも、上空からの映像が多く、FF11プレイヤーでも新鮮に見ることができます。


51分20秒頃~54分00秒頃
ドラギーユ城
■ どんな場所?:中世風っぽいイメージの、石造りの城と中庭
■ BGM:「Chateau d'Oraguille」(FINAL FANTASY XI Original Soundtrack 収録)
Chateau d'Oraguille
続いても、同じサンドリア王国から、王城の映像。
冒険者として、ある程度の信頼を得た者でなければ立ち入ることができませんが、
荘厳な建物の中に多くの花が印象をやわらげ、なかなかの観光名所でしょう。
中でも、ローテ王妃の墓のまわりには様々な花が咲き乱れ、生前の人柄まで偲ばれます。
あまり冒険者の姿はありませんが、
神殿騎士団のクリルラ団長をはじめとする騎士たちの姿を見ることができます。


54分00秒頃~1時間05分00秒頃
バストゥーク商業区
■ どんな場所?:全体に白っぽい、石造りの街
■ BGM:「The Republic of Bastok」(FINAL FANTASY XI Original Soundtrack 収録)
Bastok

バストゥーク共和国――

クォン大陸の南方に、技術に長ける民ヒュームが建国したバストゥーク共和国。

伝説ある騎士団を持つサンドリア王国、魔法大国ウィンダス連邦などにくらべるとその歴史は浅いが、ヒュームの産業に対する臭覚がバストゥークの急速な発展をもたらした。数年毎にヒュームの中から選出される大統領が、主導的に国政を担っている。

元々は希少金属ミスリルの鉱山から発達した街だったが、金属の精製や加工が盛んになった昨今では、むしろ工房都市として名高い。 街の南部には、腕力に秀でたガルカ族が多く住み、採掘や鉱山開発に大きく貢献しているが、ヒュームとの間にある確執は根深い。

周辺には、草木も生えぬ厳しい大地グスタベルグが広がっている。(→公式サイトより

続いてはバストゥーク共和国より、やはり冒険者の集まる噴水の広場を中心とした映像。
「星芒祭」シーズンの現在はこの噴水も派手に飾られていますし、
ゲーム内イベントのため、常に大勢の人が集まっています。
広場の北に位置する、巨大な白い建物「大工房」の姿も望むことができます。
ちなみに、ここのBGMは、谷岡久美さんの手によるもの。


1時間05分00秒頃~1時間10分00秒頃
バストゥーク港
■ どんな場所?:商業区と同じ作りで、海に面し、飛空艇が出入りする港
■ BGM:「The Republic of Bastok」(FINAL FANTASY XI Original Soundtrack 収録)
Port Bastok
BGMはそのまま変わらず、場所がバストゥーク港へと移ります。
人通りは商業区に比べて少ないものの、
タイミングがよければ、跳ね橋が上がって、飛空艇が入ってきたり出て行く様子が見られるかも。


1時間10分00秒頃~1時間15分00秒頃
ウィンダス石の区
■ どんな場所?:巨大な木が中心に立ち、砂の地面、草の多く生えた街
■ BGM:「The Federation of Windurst」(FINAL FANTASY XI Original Soundtrack 収録)
Windurst

ウィンダス連邦――

ミンダルシア大陸の南方や、その近隣の島々に住む小柄な民タルタルの諸部族が連合して成立させた連邦国家。「天の塔」と呼ばれる神殿に住む神子の信託を元に、諸部族の代表の名残である、各分野の博士達の合議で治められている。街の一角には、タルタル族と友好関係にあるミスラ族が暮らし、天性のハンターである彼女達の狩りの技が、この都を一層豊かなものにした。

連邦の首都ウィンダスは、数十年前の戦火で一度は見る影もなく荒れ果てたが、今では街全体が魔法研究機関として機能する学術都市として、見事な復興を遂げている。

人々が多く行き交い、荒廃の面影はもはや無い。ウィンダスは今、再び静かな平穏に包まれている。

周辺には、サルタバルタと呼ばれる広大な原野が広がり、この地方特有の植物が自生している。(→公式サイトより

最後は学術都市ウィンダスより、人通りは少ないものの、国家の中枢部のある石の区の映像。
まず目を引くのは、巨大な木「星の大樹」と、その中にある「天の塔」の入り口。
国旗にも使われ、上空を飛ぶ飛空艇からも見える、ウィンダスのシンボルともいえる存在です。
また、他のエリアに比べると、NPC(街の人々)を映している場面が多いですね。
巡回路の最後のほうでは、石の区内の競売所が映り、
ここではいくらか、プレイヤーの操作するキャラクターの姿を見ることができるでしょう。


その後、最初の「聖地ジ・タ」に戻り、あとは繰り返しです。

もちろん、リアルタイムな映像なので、ヴァナ・ディール内の時刻によって風景は変わりますし、
(ヴァナ・ディール内の現在時刻は、当ブログのトップページの上部を参照のこと!)
その中で動く人々、生身の人間が操作しているキャラクターの姿は、常に異なります。
どちらも、ライブカメラだから当たり前なのですけれども。
筆者も、世界各地のライブカメラをいろいろ見て楽しんでいたこともありましたが、
同じような感覚で、ゲームの中の世界を覗いてみてはいかがでしょうか、ということで。

ただ、ここしばらくの間、この巡回ルートは変わっておらず、
「プロマシアの呪縛」以降のエリアを見られないので、
今後、いろいろとバラエティ豊かに変わってくれると嬉しいですね。

おまけ:手動カメラ時のクリップ集

Clip1
「ジラートの幻影」発売直前、オンラインサービスマネージャーのSage Sundiさんインタビュー

Clip2
「プロマシアの呪縛」発売直前、新エリア紹介の生放送。崖をすべりおります!

Clip3
ここはどこ?

Clip4
ベヒーモス(キングベヒーモス?)とどっかの冒険者たちとの戦闘を生中継

Clip5
静止画のテロップ。テレビ放送の「しばらくお待ちください」みたいなものでしょうか

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