『アトルガンの秘宝』よりアサルト戦闘曲を追加、一部MP3データを復活

Rapid Onslaught -Assault-　[♪開く]
- FINAL FANTASY XI アトルガンの秘宝 Original Soundtrackより

アサルトとは「急襲作戦」を意味する。
敵地に少数の精鋭部隊を送り込み、一気に敵を叩くことを目的とした作戦のことだ。
「傭兵」となった冒険者が参加するには、
まず公務代理店に行き、作戦リストを見て、自分に合った任務を選ぶことから始まる。
作戦を決めたら、次に任務完遂に必要な傭兵仲間を集める。
後は、現場に急行して敵地に潜入。さまざまな任務を遂行するのだ。

FF11公式サイト内『アトルガンの秘宝』特集、アサルトの項より

"アサルトは抜刀しているときに音楽が流れますが、ビシージはイベントが発生した段階から流れています。
　プレイヤーを応援する、進軍している感じを込めて、
　これまでのバトル曲とは少し存在の異なる楽曲にしました。"

作曲：水田直志さん　（「ヴァナ・ディール通信　アトルガンの秘宝特集号」エンターブレイン発行　より）

★FF11の場合、通常画面と戦闘画面の切り替わりがありませんから、
通常戦闘曲は、抜刀したときに流れます。また、ボス戦の曲は、ボスのいるエリアに入ったときから流れています。
この曲も、抜刀したときに流れはじめるという点は通常戦闘曲と同じですが、
ストリングスとシンセ音が中心のこの曲は、いままでの戦闘曲とはかなり雰囲気が違っています。

例えるなら、なんとなく『フロントミッション』っぽい気がしますね。
『アトルガンの秘宝』でもシンセサイザーオペレートを担当されているであろう、岩崎英則さんの力もあるのでしょうか。
（岩崎さんは『４』以降の『フロントミッション』シリーズの作曲も担当されているのです）
実際に出る「音」を作っているのが岩崎さんなのですから、そもそも、どの曲にも影響がないはずはありませんけれどね。
そういえば、アサルト（急襲作戦）なんていうのも、『フロントミッション』っぽいネーミングですね。

水田さんの激しい曲はどれもそうですが、この曲は特にベースラインが気持ち良く、
和音とあわせてグッとくる効果を出しています。

打ち込みについては、音色の選択で悩んだことと、
たくさん重なり合って動いている後半のストリングスの聞き取りが難しかったです。（たぶん間違っています）
でも、こういう曲は割と、どんな音源でもそれなりに良く聞こえやすいので、
（原曲の再現度には差があるにしても）
最近打ち込んだMIDIデータの中ではいちばん、ちゃんと出来たと思います。

ここでは、毎回、MP3データを期間限定で公開していたのですが、
これまでに公開したものも含めて、MP3版データのページに置きました。
そのうちサーバの容量を増やす予定なので、MP3データも増やしていこうと。