さて、いよいよ先週末のイベントのレポート...かと思いきや、
記事も書かずに遊んでました、KORGの超小型MIDIキーボード『nanoKEY』。
どのぐらい小さいかというと...
ゲームソフトの箱を2つ並べたより小さい!(なんか微妙な比較ですけど)
もともと、鍵盤がまったく弾けない、弾いたことがない、ということで、
パソコンにつなげられるようなMIDIキーボードは持っていなかったのですが、
本格的な音楽製作ソフトを使うようになると、
どうも鍵盤で入力したほうがスムーズにできるのではないだろうかと思いました。
そんなわけで、よさげなMIDIキーボードを探し始めたところ、
薄い(1.4cm)! 小さい(32cm×8.3cm)! 軽い(220g)! 安い(約5000円)!
ということで、見た瞬間に目を奪われてしまったのがこのキーボードでした。
以前に、同じく見た瞬間に欲しくなって買ったのがKAOSSILATORなのですが、
それと同じ、KORGの坂巻さんという方が企画された製品なのだそうです。
あとから聞いて、双方に通ずるスピリットみたいなのがあるなあと納得したのですが、
それを教えてくださったのが、これまた『KORG DS-10』のプロデューサーでもある、
THE BLACK MAGESの動くほうのギタリスト、岡宮道生さんなのでした。
先日の『犬耳家親族会議』にて(CELLYTHMのアレンジも少しされてました)。
東京滞在中に、このキーボードを買ったので、
もちろんそのときも持っていたのですが、そうしたのにはひとつ、狙いがありました。
どこへでも持っていけるキーボード、ということで、
「尊敬する音楽家の方々にたくさんサインを頂いていき、それで打ち込みをやろう!」
というミッションを自分で自分に発令したのでした。
となると、最初にサインを頂くべきなのは植松伸夫さん、でしょ?
さらに、植松さんから「鍵盤なら江草さんにサインもらわないと!」との言葉を頂いて、
鳥肌が立つような凄いピアノソロ演奏をされたばかりの江草啓太さんにも。
そして、KORGのお導きか? その場に来られていた岡宮道生さんにももちろん。
そんな風に、サインとともにパワーを頂いて、どうするのかというと、
ちょっと、「作る」ってことを意識的にやってみようと思ったのでした。
いちおうここは音楽サイトってことで、アレンジやらなんやらあるにはあるんですが、
こういったものは、「作った」と思ってなくて、「自分の作品」だとも思っていないです。
「音で遊んでみた結果」がちょっと面白かったから聴いてみて! という感じ。
自分の中にあるものを表現するのではなく、道端の花を愛でる感じ? (寒いか...)
(ここでは公開してない、自分で歌った2曲は、良くも悪くも「自分の」かもですが...笑)
でも、ちょっと試しに「作って」みようかな、と思い立って手を動かし中です。
あ、「作る」といっても作曲ではないです。万が一誰かに頼まれたらやりますが!(笑)
アレンジはやってるんですが、それはまだお聴かせできない完成度ということで、
今回キーボードを使ってやってみたのは、
このぐらいなら鍵盤経験ゼロ、一本指打法でもできる、という、アコギ演奏です。
『Recollection』作曲:植松伸夫さん(Cubase 4 + Independence Free + nanoKEY)
こんなんでも、数箇所ミスタッチを直してますが(笑)
普通に弾くと鍵盤の2オクターブでは足りなくなるのですが、
右手で弾きながら左手でオクターブUP/DOWNキーを押してまかなっています。
でも、キー入力の強弱をちゃんと感知してくれるのって、すごく気持ちいいですね。