2009年12月 9日 19:51

田中宏和のうた

ほぼ日刊イトイ新聞は読んでいるので、田中宏和運動は知ってましたが、
こうやって形になってみるとすごく面白いですね(笑)
自分が田中宏和でないことを残念に思えてきます。

田中宏和のうた (YouTube)

...って、これだけでは知っている方にしかわからないので補足しますと、
この曲では作詞を担当されている、広告代理店勤務の田中宏和さんが、
同姓同名の人々をゆるやかに募集し、10数年をかけて集まった、
11人の"田中宏和さん"が歌っている歌です。

で、それをなぜここでご紹介するかというと、
作曲担当の田中宏和さん(作詞担当の田中宏和さんとは別人)といえば、
レトロゲーム音楽が好きな方ならば誰でも知っている、元・任天堂の方。
ファミコンやゲームボーイなどの音源設計を手掛けており、
そういう意味では、レトロゲーム音楽の"真の創造主"ともいえます。
もちろん作曲家としてもご活躍されていて、
『レッキングクルー』『バルーンファイト』『Dr. MARIO』などをはじめ、
アルバム『ピアコン I』でもアレンジされていた『MOTHER』のSnowman、
さらにアニメ主題歌の『めざせポケモンマスター』なども田中宏和さんの曲。
この曲にも、ファミコンチックな音色が使われていて、かわいいですねー。

桜井政博さんは"白い近藤(浩治)さんと黒い田中さん"と言ってましたが...
何が黒いのかはわかりませんが(笑)

ちなみに映像中では、一番左で歌っている方が作詞の田中宏和さん、
その右隣で歌っている方が作曲の田中宏和さんです。

この歌、Original Sound Versionでも取り上げられているのですが、
日本語と比べてファーストネームのバリエーションが少ない、
また漢字違いという要素もない(スペル違いはありますが)英語圏で、
"同姓同名(漢字も同じ)"という面白さはどう伝わるのか気になります。
ふつうに「あのHip Tanakaの新曲!」と言われるだけかなあ。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://minstrel.squares.net/MT/mt-tb.cgi/2249

コメント(2)

田中さん、は、やっぱりあの田中さんなのですね。
おもしろい企画ですね。

ほぼ日刊は、今でもほぼ日刊なのでしょうね。
第一回めのpress startでしたっけ、
糸井さんが登場して写真撮ってましたよね。

そうですね、あの田中さんです。
というか、こういうことを思いついた人の名前が、
たまたま田中宏和さんだったからこうなったんですよね。
面白いです。

そういえば、PRESS STARTに糸井さんが登場されたこともありましたねー。
あのときの写真もしっかり、掲載されていましたよ。