FF14アレンジ曲『銀花悼惜 ～イシュガルド夜想～』

テンプルナイツ交響楽団という、ゲーム音楽のオーケストラの有志で演奏しました。
テンプルナイツ＝神殿騎士団という、イシュガルドとも縁の深い名前ということもあり。

もともと、一人で参加する度胸がないので、オーケストラ仲間を誘ってみたところ、
皆さんノリが良くて、気づけば20人以上ものメンバーになったのでした。
（オーケストラ全体では80人近くになるので、これでも一部の方々なのです）

自分の担当は言い出しっぺと、編曲と動画編集と、あと演奏にも参加しています。
時間があまりなかったので、メンバーの募集と並行して、
手を挙げてくださった方々の担当楽器に合わせて編曲を考えていきました。

収録は、オーケストラの運営の方々にもご協力頂き、合宿の夜の時間を少し頂いて行いました。
（と、書いた後で思い出しましたが、これ酒宴の途中で抜け出して演奏して頂いたんですよねｗ）
ほぼぶっつけ本番、しかも楽譜も当日に配りましたので、ほとんどの方が初見、予習なし。
そこで、編曲については、
「譜面にかぶりつかず、楽しくアンサンブルできるよう、シンプルにする（ピアノ以外）」こと、
それと「2分半に収める」ことを最優先にして、
アレンジの表現としては原曲重視、というかあまり個性を出さないような形になりました。

まあ、楽しく演奏できれば良いのだと思っていますｗ

最初、2分半の時間制限のことを伝え忘れていて、見事に演奏時間がオーバーしていました。
それから録り直しをして、時間を確認して、2分半に収まっていたときの、
みんなの歓声が印象に残っています。（動画には入れられなかったですがｗ）

賞もさることながら、
参加してくださった皆さんの、楽しい思い出になれば何よりです、と思います。
ありがとうございました！

※余談
曲名の銀花悼惜は「ギンカトウセキ」と読みます。FFXIVっぽく、四字熟語風の造語です。
銀花は雪の別名であるとともに、とある方の通り名もかけています。
悼惜とは、亡くなった方への悼みと惜しみ、です。

ところでこの動画ですが、コンテストではありがたくも佳作をいただきました。
FF14公式のネット放送で紹介して頂いたときの動画はこちら。（1:32:25あたりから）

左の方が、作曲者の祖堅正慶さん。
こういうものが見られるというのも、このサイトを始めたころからすると隔世の感があります。

いろいろ偶然が重なって実現できた作品ですが、こういうの、また機会を見つけてやりたいですね。