2005年6月24日 21:30

書籍「FINAL FANTASY XI ファッション2005」

発売中の「FINAL FANTASY XI ファッション2005
各種装備品のグラフィックだけをまとめた(おまけもありますが)本。
「これだけの質と量をPS2で実現しているFF11の装備グラフィックは凄いんだ!」
と、以前から力説してきた電撃PlayStation編集部だけに、
これは会心の作という感じがします。
ジョブ・レベルに関係なく装備を着せられるマネキンを使わず、
生身のキャラクターでの撮影にこだわる気合ぶり。
そして、300ページ余りのボリューム。
ただ、「実用性」を謳う面からは、やや不満点もありますが・・・

●良いところ
・珍しい装備品を除き、全種族・性別でいろんな角度からの装備姿を網羅している。
・激レアな装備品も、相当数、網羅している。(全網羅かどうか籠入りには不明)
・索引がある。

●もう一歩・・・なところ
・胴の装備以外で、セット品でない防具があまり載っていない。
・武器・盾・楽器の項も、載っていないものが多い。
・レベル順だけでなく、防具の系統ごとにグラフィックを比較できたらよかった。

●こんな人にオススメカモ?
・街を歩いていて、ほかのキャラクターの装備によく目がいく。
・装備? 性能より見た目で選ぶでしょ!


個人的なことですが、
電撃といえば、電撃の旅団・団長こと、Peaberryさん。
種族にタルタルの男性を選び、
タルタルには向いているとはいえない、シーフ(盗賊)をジョブ(職業)として選択し、
シーフに対するサポートジョブ(補助職業)としてはこれまた少数派の白魔道士を選ぶという、
どちらかというとマイナーな選択をしてきた方ですが、

これが、籠入りは全く同じ組み合わせを選んでいまして、
特に親近感があります。
(ちなみに、レベル60前になってサポートジョブを忍者に転向したのも同じ)

そんな籠入りが続けている、シーフ(盗賊)という職業は、
隠密行動が多く、敵の攻撃を受けることが少ないため、
装備品は、性能的にもグラフィック的にも選択肢の幅が小さく、
よく言って実用本位・・・というところ。
そのため、あまり装備品にはこだわりがないのですが・・・

そういう、グラフィックのコレクションでいうと、
しつこいようですが、風景写真を多数収めた「旅行ガイド」が欲しいと思います。
いろんな風景写真と解説を見て「この場所に行ってみたいな」と思ってみたいです。
ただ、この本を見てもわかりますが、
たとえWindows版の高画質モードでも、紙の上に大きく印刷すると、
FF11のフィールドグラフィックはまだ荒いのですけどね。

ヴァナ・ディール通信」も、この「ファッション2005」も、
(あと、ちょっと古いですが「ヴァナ・ディール留学ガイド(Amazon)」も・・・)
攻略本や設定資料集に留まらない
ユニークな切り口のガイドブックが多く出始めたのは嬉しいですね。

そういった本で思い出すのは、「ウルティマオンライン 公式ワールドアトラス」です。
(Amazon ・・・ 籠入りが持っているのはこっちの古いほう(Amazon))
攻略情報も何もなく、
ただいろんな縮尺の「世界地図帳」だけで一冊作ってしまった、ビックリの本ですね。
MMORPGの場合は特に、プレイ時間(と、プレイヤーのつぎこむお金)の桁が違うだけに、
いろんな切り口の本が実用書として通用するのではないでしょうか。

アトラスといえばさらに思い出したのが「Final Fantasy XI Atlas」という英語の本(2005/4 発売)。
説明を読む限りは、地図をベースに、エリアごとのモンスターなどをガイドしているよう。
ただ、レビューによれば、
「情報が古すぎる」「流砂洞の地図すら載ってないとは」「マウスパッドに丁度良い」など散々な評価。
どなたか、持っている方がいれば、いったいどんな本なのか教えていただきたいです。

海外で、日本の攻略本が、日本語にもかかわらず売られている話をよく聞きますが、
ゲームの書籍については、まだ日本のほうに一日の長があるということでしょうか?

全然関係ない結論になってしまって、収拾がつかないのでこれまで。

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コメント(6)

ども、こんばんは。
あのう、前々から感じていたことなのですが、籠入りさんて英語ペラペラだったりしますか?
よく英語のサイトとかをサクサク紹介されているので。
いや、素朴な疑問でしたので、あまり気にしないで下さい(笑)

サイト移転されたんですね。お疲れ様でした。
遅ればせながらリンクのアドレス変更しました。

曲のUPもお疲れ様でした。
2曲とも不思議な雰囲気の曲です。
パーカスに悩みそうな曲ですよねー。

最近、ジラートのRabaoを耳コピしようかなあと思っているのですが、この曲の前奏が終わったあとすぐの主旋律の音色って何だと思いますか?オーボエをベチャってつぶした感じの音なんですが。バグパイプのような気もするしイングリッシュホルンのような気もするしオーボエのような気もするし。でも、どれにしてみても「音が軽い」んですよねー。
籠入りさんはRabao耳コピの予定はありますか?
何となく籠入りさんが得意の分野っぽいので(^^;

あぅ、記事と全く関係ないコメントですみません…。

こんばんはー。
リンク変更していただいてありがとうございます。

英語ですけど、全然だめです。ペラペラの「ペ」にも達していません。
でも、英語のサイトなら、文字ですから、じーっと読んでるとわからないこともない、
というだけですねー。

何の音色か分からなくて困ることは多いですよねー。
この2曲は、変わった音がけっこうあったので、その面ではちょっとてこずりました。
音取り自体は簡単な曲だったのですけど。
でも、松枝賀子さんの「PlayOnline Viewer」の曲の大半は、
これの比じゃないぐらい音色の選択が難しいと思います。
いまは1曲、打ち込みやすい「Foster Family」しかありませんが、
いずれ増やしたいと思っているのですけど・・・。

「Rabao」は、相互リンクさせていただいているTopinoさんが
作成されているので、優先度は低いですねー。
砂漠(「Altepa Desert」)の中のオアシスで流れる曲で、
ここでのんびりしている時も多いので、この曲は好きなのですけど。
メロディの音は、簡単に試してみた感じでは、
バリトンサックスかイングリッシュホルンな感じですかねー。
この2つの音色を、ちょっとずらして鳴らす手もありますねー。
(最近の2曲で使いまくってる手です)
自分が打ち込む場合は、
メロディは2つのチャンネルで重ねて鳴らすと思いますので、
いくつかの音源で聴き比べてみて、しっくりくる組み合わせを探すことになります。
音源を「S-YXG50」に限定する場合は、やはり
バンクを変えていちばん合う音を探すという手もあると思います。

でも、自分のMIDIデータを聴き返してみて思ったのは、
自分はあんまり音色を似せようとしてないな、と(笑)

>英語ですけど、全然だめです。ペラペラの「ペ」にも達していません。
そうでしたかー。
何となく「ひょっとしてハーフなのか?」とか思ってましたよ(笑

>「PlayOnline Viewer」の曲
これらの曲はサントラには収録されていないみたいですし、
私はFF11をプレイしているわけではないので、聴くことが出来ないわけで、
こちらのサイトで更新されるのが楽しみです。

>Rabao
オアシスでのBGMなんですね。
何となく曲調から南国のまったりしたイメージがありました。
そうですか、バリサクかイングリッシュホルンですか、なるほど。
やっぱりそこらへんですよね。
何回聴いても、木管のリード系楽器に聴こえるんですよ。
でも実際MIDI音源で鳴らしてみると貧弱だなー、と(笑
S-YXG50は木管楽器のバンク音色が全く無いのが辛いところです。
音色を重ねてみたりしていろいろ試してみます。
てか、この曲って演奏時間長いですよね。挫折しそうです。

>「PlayOnline Viewer」の曲
松枝賀子さんが書かれた曲が、20曲以上あるのですけどね。
Webサイト(のようなもの)閲覧中に、
自分で曲を選んで鳴らす、という性質上、
FF11以上に、BGMらしいBGMになっています。
良い曲もいろいろあるのですが・・・単体でサントラCDにするのは、つらいでしょうねー。

そういえば、松枝賀子さんはどこへ行った!?
という話も、ちょっと書いてみたいのですけど、
情報がなくて話がふくらみません。
谷岡久美さんの紹介に「コンポーザーで唯一の女性」とあるので、
(以前は「サウンド室で唯一の女性」だったような・・・?)
もうスクウェア・エニックスにいらっしゃらないことは確かなのですけど。

音色ですが、音色が貧弱なのは音源の性能次第なので仕方ないですねー。
自分の場合、なんか音色は似なくてもいいかなーと思っています。
音の雰囲気が近ければ。
逆に、音色を極限まで似せたら、出来上がるのは原曲と同じものですから、
作る楽しみは横に置いておくとして、
完成品については、容量が小さい、以外に特にメリットがないような。
というのは極端な言い方ですが、
もちろん、程度の問題ですねー。
ayameさん流の「Rabao」ができましたら、お聴きしたいです。

おいらもこの本買ってみました^^
たしかに、イマイチな点も多々ありますが、おいら的には、アニGIFとか創るときの装備チェックとかに良いかもですw
ま、コレクションの1つってかんじでしょうかw

余談ですが、ayameさんてFF11を当然プレイしているのだとばっかりおもってました。
プレイしてないのに、あそこまで耳コピで?再現できるのは凄いと思います縲怎ーΣ(゚д゚lll)ガガーン!!

なんとなく見てると楽しい本ですねー。
これを見て、あの装備買おうかなーとか狙い始めたものもあるのですが、
どうにも出品されなくてどうしようか考えていたり。

装備の見た目と名前が一致させられるのがいいですよね。
まだ自分の知らない装備がいっぱいあると知りました。