2005年9月17日 09:15

FF11拡張ディスク「アトルガンの秘宝」発表

まずは違うトピックスから。「スクエニMUSIC-TV」が更新されています。
第7回となる今回は、「SQUARE ENIX PARTY 2005」で催された
「スクエニ・ミュージック・ライブ」の舞台裏や、会場の映像です。
ゲストに関戸剛さんを迎えて、いろいろ喋りながら映像を見ていく形ですね。

さて、
こういう零細サイトで、どこにでも書いてあるようなことを書いても仕方がないので、
普段は、音楽ネタ以外はあまり触れないのですが、
これは一応記録として触れておきます。

「ジラートの幻影(Rise of the Zilart)」「プロマシアの呪縛(Chains of Promathia)」に続く
FF11の拡張データディスク「アトルガンの秘宝(Treasures of Aht Urhgan)」です。
東京ゲームショウで発表されました。
作っているという話は春頃から繰り返し述べられていましたが、正式発表。

さすがに再び東京に行ける状況ではないので、
「ちょっと頑張って1ヶ月早く発表してほしかったなあ・・・」と思いつつ。

各サイトの記事:

電撃オンライン - 『ファイナルファンタジーXI』の最新拡張版「アトルガンの秘宝」の映像が公開!

 スクウェア・エニックスブースでは、人気のMMORPG『ファイナルファンタジーXI』の拡張版「アトルガンの秘宝」の映像が公開された。映像では、新システム、新エリア、新ジョブなどを確認することができるなど、事前情報なしのスクエニブースの目玉とも言える内容だけに、一般公開日に足を運ぶ人はお見逃しなく。

Impress GAME Watch - スクウェア・エニックス、「ファイナルファンタジーXI アトルガンの秘宝」を正式発表

 コンテンツとしては、新ジョブ、新エリア、そして新ストーリーと、物語をドライブするための新しい仕掛けなど、という。新ジョブの数は「お答えできません」、複数かどうかについては「どうでしょうかねえ」と前向きな回答だった。

4Gamer.net - [TGS2005#14]FFXIの次期拡張ディスク「アトルガンの秘宝」発表

 我々がブースを訪れたときに,偶然プロデューサーの田中氏に出会え,そこでアトルガンの秘宝がどのような方向性を持っているかなどの話を聞くことができた。そのインタビューは後日掲載するので,楽しみに待っていてほしい。

いつものことですが、拡張ディスクの発売で個人的に、ほんとうに盛り上がるのは
発売の数日前ぐらいからなので、今のところ特に感想らしいものはありません。

FF11は、オンラインゲームなので、プレイヤーはもともと、
年に数回、オンラインのバージョンアップで大変貌する世界に居るわけです。
話によると、「拡張ディスクでないと増やせないのは、新エリアだけ」だそうで、
なんならジョブも、モンスターも、音楽も、ダウンロードで増やせないことはないわけですね。
(いまの不安定なサーバ状況でバージョンアップデータを大きくするのは得策ではありませんが)
となれば、拡張ディスクというのも、結局は、年に一度の超大型バージョンアップです。

とはいえ、普段と違うのは、大きく宣伝され、早めにいろんな情報が出てくるということと、
パッケージやディスクという「現物」を手にできるということですねー。
やっぱりぶらっとお店へ行って「ゲーム一丁!」と買い物するのは楽しいことですからね。

まあ、そんなゆるーい気分で・・・

目を引くのは「Aht Urhgan」と書いて「アトルガン」と読ませる離れ業ですね。
じつは、「Windurst」と書いて「ウィンダス」と読ませるのも離れ業だと思うのですが、
(英語ではそのまま「ウィンダーストゥ」と発音しているように聞こえる)
「h」の使い方など、そのウィンダスの文化にも影響を及ぼしている
南方のミスラ系の響きがあるようなことばです。テキトーなこと書いてます。

いちばん気になるのは、新エリアよりも新ジョブよりも追加ストーリーよりも、
拡張ディスク全体のプレイコンセプトでしょうねー。
Ver.1.0と呼ばれる無印版のまっとうな延長上にあり、
そこまでの育成やストーリーを極めたプレイヤー向けの拡張を中心に、
中堅レベル以上のプレイヤー向けの新要素をばらばらに詰め込んだ「ジラートの幻影」
高レベルキャラクターのレベルを一時的に低く抑える場面を多く取り入れ、
やや強引ながら、様々なレベルのキャラクターが一緒に遊べるようにして、
濃いストーリーを核にプレイヤーを導き、世界を広げた「プロマシアの呪縛」ときて、
次の拡張ディスクはまた違うプレイコンセプトで作っているという話でした。

あ、あともちろん音楽も!(ここがMIDIサイトであることを思い出した)
会場で聴ける新曲から、やっぱり水田直志さんが担当されているのではないかなと言われています。

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コメント(2)

『アトルガンの秘法』、発表されましたねぇ。
千葉にいながらTGSに行くのが億劫という、なんとも怠惰な私ですので
会場で流されるムービーと……特にサウンド(!!)がどんなもんだかわからないわけですが、
Star onionsまで立ち上げるほどなので誰が書いているのかは想像がついてしまうものですね。

スペルと読ませ方についてはかなり離れ技ですね(笑)。
音引き'h'の使い方から、同じくミスラがかかわっているような気がしてきますねぇ。
日本語バージョンは表音文字だからいいとして、北米欧州ではどんな読み方をしているのかもすごい気になる…。
ドイツ人とフランス人で"Aht Urhgan"の発音がどう違うかとか、誰かに実証してもらいたい(笑)。

#
個人的には金曜日にbeta開始アナウンスのあった『ファンタジーアース』が気になっています…。
偶然にも2-3世代前のPCから現代的に新調したタイミングと重なって、
急に気になってきたタイトルです。

欧米の場合、各国語でほとんど共通のアルファベットを使っているぶん、
地名でも人名でも、それぞれの言語でばらばらの読み方をしますよね。
(日本語でも、同じ漢字を使う中国・韓国の人名・地名は日本語読みをすることもあり・・・)
「Aht Urhgan」が各国でどう読まれるのかは気になるところです。
「Promathia」の英語読みはやっぱり「プロメイシア」だそうですけどねー。

「ファンタジーアース」は、よく知らないのですが、
対戦志向とアクション要素の強いMMORPGという感じでしょうかー。
自分の場合、オンラインRPGは、ゲーム性がどうとかではなく、
まずキャラクター作成が楽しそうかどうかで食指が動くかどうか決まるので、
その意味では物足りなさそう・・・。
翻って、「エバークエストII(1でもいいんですが)」なんかは
キャラクター作成ガイドを読んでいるだけで楽しくなってくるので
満点といってもいいぐらいなのですが、
ちょっと触ってみると、
「精巧なフィギュアを動かして遊びたいんじゃないんだよなー・・・」
と不満に感じたりして。
もちろん、どんなゲームでも続ければ愛着もわくし楽しくなるんでしょうけれどね。