壁紙＆ほぼ日手帳カバー用イラストを公開

イラストを描いたもともとの目的は、
筆者が持っている「ほぼ日手帳2006」のカバーにするためです。
これは、普通のナイロンカバーに加え、「カバー・オン・カバー」という透明なカバーが付属していて、
その間に絵や写真などをはさみこんで、オリジナルの手帳カバーにできるようになっています。
で、ネット上でも「カバー・オン・カバー」用のイラストが公開されていたりして、
「自分でも作ってみたい！」と思ったのがきっかけです。

誰の目に触れるかわからない、手帳のカバーイラストということで、
いかにもゲームらしいイラストではなく、
「なんだ、これは？」と一目見ただけではよくわからないもの、
でも、ちゃんと見ると、FF11ですね、というものにしようと思いました。

FF11に登場する多数のキャラクター（ここではモンスターなども含むこととします）を
複雑に重ね合わせて、でたらめな色を塗っています。
制作手順は、まず１キャラクターずつ写真をトレースして線画にし、
それらを重ね合わせて色を塗り、最後に線を消去します。
色は、実際のゲーム中での色はほとんど考えず、
１キャラクターごとに色合いのイメージを考えて、
キャラクターの重なる部分は、両方のイメージをまぜこぜにします。
基本的に、近い系統の色同士が隣り合うようにし、全体でなんとなくグラデーションになるようにしていますが、
中央下にいるモルボルだけは、例外的に気持ち悪い配色です。気持ち悪い配色は好きです。

なんとなくクイズ：
１．　籠入り（のFF11内でのキャラクター）はどこにいるでしょう？
２．　「アトルガンの秘宝」で初登場となったキャラクター（モンスター）が１体だけいます。何でしょう？
３．　全部で何体のキャラクター（モンスター等も含む）がいるでしょう？

正解してもなにもありませんけれど...。

実際に「ほぼ日手帳」のカバーにしてみると、こんな感じに。

まあ、実際やってみると、どうなんだろう...という感もあります。
でも、自分で言うのもなんですが、ぱっと見は奇妙な感じでも、
じっくり見れば見るほどだんだん味が出てくるイラストだと思うのですよー。

ただ、時期的に、もう「ほぼ日手帳2006」の入手は困難ですし、
このカバーイラストを使うことのできる方がいらっしゃるかどうか、かなり微妙ですね。
（そもそも使いたくなるかどうかの話は、おいておくとして）
うまいこと切って折ってサイズをあわせれば、文庫本カバーにもなるような気はしますが...。

イラスト作成には「Macromedia Flash」を、
画像からPDFへの変換には「Ｇ・こんばーちゃ♪」を使用させていただきました。

クイズの答えは、

１．　右下のほう、手帳カバーにすると表紙の中央下にくる位置
２．　キキルン（真ん中左寄りの下のほう、ゴブリンとモルボルの間）
３．　24体　（左上から時計回りっぽく：
　ノマドモーグリ、カーディアン、オーク、トンベリ、グゥーブー、サボテンダー、コウモリ（一匹）、
　ヤグード、ベヒーモス、ボム、モーグリ、竜騎士の飛竜、雄羊、ダルメル、籠入り（タルタル）、
　クゥダフ、ウサギ、モルボル、ドール、キキルン、ゴブリン、サハギン、チョコボ、マンドラゴラ）