FF11のゲーム内容は、拡張ディスクの発売とは別に、
バージョンアップで日々変わっていきます。
そのなかで、新しい拡張ディスクが出るときならではのお楽しみは、
ひとつはあたらしい音楽、
もうひとつはあたらしい舞台です。
いつものことですが、
あたらしい冒険の舞台で、筆者がまずやることは、地図の作成、マッピングです。
歩いたルートや、周囲の風景をもとに、その場所の構造をイメージしながら、
紙の上に、地図を描き上げていきます。
シーフ...いやトレジャー(秘宝)ハンターとしては、基礎、基本、必修科目です。
まあ、FF11では、地図というものは何らかの方法で入手することができ、
そうすると一瞬にしてすべてを知ることができますから、
わざわざ地図を描いている方はあまりいないと思いますけれど...。
(筆者も、ちゃっかり地図を入手できたエリアはマッピングしてません)
地図は上のようになります。(必要に応じて描き足していくので、完成というわけではありません)
どうにも雑ですが、モンスターから隠れながら描いているのでこんな感じになります。
とある目的のためにやってきた場所ですが、
目的の場所を探しつつ、あやしげな場所をチェックしていきます。
強引かもしれませんが、筆者にとってマッピングとMIDIの耳コピーは同じような遊びです。
ふつうに歩いて(聴いて)いれば、その場を(耳を)通り過ぎるだけの場所(音)を、
書き止めて、並べ、俯瞰し、その構造を(ある程度でも)知ることで、
「なるほどねぇふんふんウフフ」みたいな気分になれる遊びです。
筆者の場合、作ることよりも、完成したものを見る・使う・聴く瞬間が好きです。
それにしても、なぜマッピングなのか?
地図好きということもあるでしょうけれど、ウィザードリィをやってることもあるのかな?
と思いましたが、考えてみると、ウィザードリィではオートマッピングに頼りっぱなしです。
もしかすると、こんなとんでもないゲームで遊んだよ、という記録と記憶を、
書き残す手段のひとつなのかもしれません。
なんだか、とんでもないです。
『アトルガンの秘宝』で増えた(たぶん)数十のエリアのたったひとつで、
ものすごい広さと凝った風景を堪能してしまいました。
これ以上は一人での探索は命取りだ、というところを避けてそれ以外を踏破しましたが、
(いや、何度かモンスターに見つかって倒されましたが)
こんな感じの地図が5枚、3日間で計10時間ほどの冒険になりました。
目的地は全然違う場所でした...。