2009年3月14日 00:26

アレンジCD『活動報告2009』より『ヴァナはニエているか? (Vana bout-il?)』

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そんなわけで、『活動報告2009』というアレンジCDの形で制作した曲を、
ちょっとずつ、ぼちぼちとここでも公開していきたいと思います。
(現在公開中のアレンジ曲の一覧はこちらへどうぞ)

01. ヴァナはニエているか? (Vana bout-il?)
FINAL FANTASY XI アルタナの神兵 『Roar of the Battle Drums』
FINAL FANTASY XI アトルガンの秘宝 『The Colosseum』 より
作曲:水田直志さん/編曲:Kago

MP3ダウンロード (5.3MB)

※2016/12/10 音源を2011年版に差し替え

CDをプレイヤーに入れると最初に流れてくる曲であり、
アルバムの顔ともいえる曲...にふさわしい出来映えになったかどうか。

解説などは追記で。


CDブックレットより:
アルタナ連合軍と獣人血盟軍が戦争を続けている、過去の世界へ飛ばされた冒険者。
そこでは、アルタナ連合のいずれかの国の軍を選んで、傭兵として所属し、獣人軍と戦うことになります。

その時代の大陸では、各地で散発的にアルタナ連合軍と獣人連合軍が小規模な戦闘を行っています。
ゲーム的には、プレイヤーはいろんな場所でランダムに起きるこの戦闘に参加でき、これを"カンパニエバトル"と呼びます。
そのカンパニエバトルが起きている状態のことを"ニエてる"と表現している人がいて、こういう曲名になりました。
後ろのフランス語は「ヴァナ・ブティル?」と読みますが、文法が正しいかどうかはわかりません。

身体が勝手に動くような曲にしたかったのです。原曲そのままだとちょっと構成がシンプルすぎるので、
個人的に大好きな、パンクラティオン(モンスター闘技場)の曲『The Colosseum』を途中にはさみました。
原曲は太鼓をフィーチャーしたオーケストラのような編成になっていますが、
「これは本来ダンスミュージックであるものを、オーケストラにアレンジしたのだろう」
というでたらめ解釈にもとづき、逆アレンジして、元のダンスミュージックに戻しました、という曲。余計なお世話ですね!


ブックレットに書かなかったこまかい話を追記:
この曲は、もともと1年前の2008年3月に、
レコンポーザというソフトと、サウンドフォントという形式の音源データを使って作り始めました。
(制作開始時のブログ記事はこちら
まさか1年かけて完成させるとは思っていませんでしたが、もちろんずっと作っていたのではなく、
途中でCubaseというソフトに切り替えて、昨年末ごろに制作再開したものです。

最初、すべてサウンドフォントで鳴らしていたものを、
部分的に他の音源に差し替えて完成させていったわけですが、
たとえば、イントロから要所要所をしめてくれているスネアドラムの音なんかは、
Cubaseに付属されているHALion Oneというソフトサンプラーでは、いまいち良い音が見つからず、
sfzというVSTiプラグインを導入して、サウンドフォントを差し替えずにそのまま使う...といった感じ。

そういう経緯があるので、使用音源はけっこうバラバラで、
リズム部隊はsfzとHALion Oneがだいたい半分ずつ。
メロディーのほうは、半分がsfzで、残りはSynth1という定番のフリーのソフトシンセを使いました。


なぜこの曲をアレンジ? といった話も書こうと思ったのですが、どう書こうか...と悩んでいたら、
上で紹介しました、この曲を作り始めたときに書いたブログ記事の中に、

この曲の場合は、皆さん聴いたことがないか、聴き飽きたかのどちらかだと思うので、
いろいろと試してみようと思っています。

とありまして、なるほど、これだ! と。 これが理由です(笑)


あとは、えーっと...
思いついたら追記するかもしれません(笑)

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