「ヴァナ・ディール通信 バストゥーク共和国特集号」(8月5日発売)
「サンドリア王国特集号」と同じで、広く他人に勧められる本ではないです。
英語の教科書のパロディとか、すごく妙な感じに凝った作りになっていて、
どちらかというと、読み物として、雑誌風の体裁とノリを楽しむ本。
いや、籠入りはけっこう楽しみました。
今回は、水田直志さんの書き下ろし新曲はありませんが(前と同じ2曲が収録)、
音楽ネタはあり。
アルバム「THE STAR ONIONS」について、インタビュー記事より
水田直志さん:
ベースのボクとキーボードの谷岡久美、ギターの関戸剛がコアメンバーです。
あとは、この曲を演奏するならこの人、という感じでゲストを迎えています。
今回は海外版のローカライズを担当したマイケルが、
ドラムを叩いてくれるんです。
(※マイケル:Michael-Christopher Koji Foxさん。マイケル応援サイトでFF11ファンには一躍有名に)
昨年のライブメンバーの中では、岩崎英則さんがコアメンバーから外れています。
(ちなみに、岩崎さんの最新担当作は「フロントミッション オンライン」作曲)
それにしても、マイケルさんは多芸多才な方です。
じつはもうひとりゲストがいて。僕の個人的な知り合いで、
『モンスターハンター』の曲を作った甲田雅人さんがキーボードを担当しています。
甲田さんとは音楽性も近くて、
今回のアルバムのアレンジも何曲かお願いしています。
(※甲田雅人さん:カプコンを経て現在はフリーの作曲家。
他に「デビル メイ クライ」「バイオハザード アウトブレイク」「ワイルドアームズ the 4th Detonator」などの一部楽曲を担当)
甲田さんのことは知らなかったのですが、
水田さんとはともにカプコンに在籍していたことのある方ですね。
オンラインゲームのメイン作曲家として初めて名を馳せたところも似ていますねー。
じつのところ、プレイしたことのないゲームばかりですので曲についてはコメントできません。
アレンジも担当されているということは、FF11の音楽を聴き慣れた耳にも
結構、予想外のアレンジを聴けるのではないか? と期待しています。
あと、この本について調べていて気づいたのですが、
FF11プレイヤー、そして元プレイヤーは全員読め!と強引に勧めたい名著
「ファイナルファンタジーXI プレイ日記 ヴァナ・ディール滞在記」の著者、
永田泰大さんの
「ゲームの話をしよう 第3集」と「魂の叫び」も近日(8月11日)発売ではないですか。
どうにも今月は出費が多いですが、欲しいなあ・・・。