2006年7月23日 17:47

アトルガン本2冊発売中、谷岡さんの次作は「シルフィード」

◆ ずっと以前に発売されていたけど、気づいていなかった
FFXI 電撃の旅団編 ヴァナ・ディール公式ワールドガイド アトルガンの秘宝編」と、
先日発売の「ヴァナ・ディール通信 Vol.2 アサルトだよ! 全員集号!」を同時購入。
どちらも、音楽ネタとして特筆できるような記事はありませんねー。
(「ヴァナ通」の「好きなBGM TOP30」ランキングは毎回、なるほどーと読んでいますが)
包括的な攻略情報だけを求めるなら、安くて情報密度の高い「電撃」が良さそう。
(ただし、マップの収録範囲は後発の「ヴァナ通」のほうが広いですけれど)
「ヴァナ通」は、攻略を中心にしつつも、いつも通り、「雑誌風バラエティ本」。
「継続的な読者を作る、できれば新しい読者も」というスタンスでしょう。
DVDはいつもながら丁寧な作りで、書き下ろし曲はないですが、アトルガン曲が多数。
電撃の旅団 / → ヴァナ・ディール通信 Blog

◆ 「SQUARE ENIX MUSIC / Composers & manipulators」によると、
仲野順也さん(デュープリズム、FF10、武蔵伝II など)、
福井健一郎さん(アインハンダー、FF7AC、THE BLACK MAGESキーボード担当など)
FF11でも曲を書かれていた谷岡久美さん(他にFFクリスタルクロニクルなど)の3名が、
Xbox360用シューティング「プロジェクト シルフィード」の作曲を担当されているとか。
(↑リンク先はBGMが流れますのでご注意ください)
福井さんは、評価の高い「アインハンダー」以来のシューティング音楽でしょうか。
そして、「サイドワインダーF」の仲野さんに、「コード・エイジ コマンダーズ」の谷岡さん。
新鮮なタッグですが、なんだかとても納得。

あ、谷岡さんといえば、劇団R:MIXによる、ゲーム「ライブ・ア・ライブ」をモチーフにした
舞台『魔王降臨「Live SIDE&Evil SIDE」』でも、下村陽子さんらとともに音楽担当とか。

それにしても、谷岡さんは、担当作品数の割に、その対応機種が幅広いですね。
「堕落天使」でアーケード&セガサターン、
「チョコボの不思議なダンジョン2」でプレイステーション、
「ブルーウイングブリッツ」でワンダースワン、
「ファイナルファンタジーXI」でプレイステーション2(後にWindowsとXbox360)、
「チョコボランド」でゲームボーイアドバンス、
「ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル」でゲームキューブ、
「コード・エイジ ブロウルズ」で携帯電話、
そして「プロジェクト シルフィード」でXbox360。
(ニンテンドーDSとWiiで発売予定の「クリスタルクロニクル」新作はどうなのか...?)
なのに"機械が苦手"でマシンスペックを活かした曲作りは不得手であるらしい、というのが不思議でおもしろいのですが、
いざ担当作品を追いかけるとなると、とても大変ですね。
(ほそぼそとやり始めてはいるのですけれどもね...。)


◆ あと、FF11とは関係ないですが、今年の9月に、ゲーム音楽コンサートが。注目はその曲目で、

「ファミ通 Presents PRESS START 2006 -SYMPHONY OF GAMES-」
日程 : 9月22日(金)
開場 / 開演 : 18:20 / 19:00(予定)
会場 : 渋谷 Bunkamuraオーチャードホール
チケット料金 : S席 7,875円 / A席 5,250円 / B席 3,150円(税込)

曲目リスト :
・『メタルギアソリッド』(KONAMI)
・『ICO』(SCE)
・『イース』(日本ファルコム)
・『MOTHER』メドレー(任天堂)
・『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS』(KONAMI)
・『モンスターハンター』(カプコン)
・『ポポロクロイス物語』(SCE)
・『アウトラン』(セガ)
・『ロマンシング サ・ガ』(スクウェア・エニックス)
・『ゼルダの伝説』(任天堂)
・落ちモノパズルメドレー
・ナムコアーケードメドレー
ほか

(週刊ファミ通7月28日号より)

という、時代も機種もアピール層も幅広い豪華ラインナップ。
個人的には、特に「ICO」、「MOTHERメドレー」、そして「モンスターハンター」に注目中です。
「イース」とか「アウトラン」もすごい懐かしいですね。
なぜか、ネット上では公式な情報がほとんど見当たらないのですが、
いま発売されているファミ通グループの各雑誌に載っていると思います。
あと、先行予約の申し込み用紙もついていると思います。一般発売は8月下旬からとのこと。
うーん、東京、行きたいですねー。と企み中です。
まずはチケットを入手しなければ、なんともなりませんが。
って、ここに書くとライバルが増えるかもですが、まあほとんど誰も読んでないから大丈夫よね!


◆ あと、FF11とはまったくちっとも関係ないですが、最近いちばん嬉しかった出版物は、
ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち」のDVD日本版発売です。
1972年に出たイギリスのファンタジー小説を、1978年にアニメ映画化したもの。

もっと野生動物に近い『ピーター・ラビット』というか、寓意の強い『ガンバの冒険』というか...
英語版のVHSテープは持っていましたが、DVDで、字幕・吹き替え版つきで出たのはうれしいです。
小動物好きとしては、もちろん購入。


ちなみに、タルタルは小動物のカテゴリーに含まれます。

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コメント(2)

おいィ?この間言っていたもう一つの曲がどうなったか知りたいんだが;
リンクやFF11系のアレンジサイトを巡っても見つからなかったため俺様の心が悲しみに包まれた
この悲しみは収まることを知らない。

すみません、お手数おかけしましたが、まだ未公開みたいです。
というか、先方のスケジュールにあわせて、公開はもうちょっと先になるみたいなので、
それまでに、改めて手を加えようとしているところです。
あんまり期待していただくと、がっかりさせてしまうかもしれませんが・・・。