『アルタナの神兵』より、ロンフォール（過去）の曲追加

曲名不明　（過去世界：ロンフォール）　[♪開く]　[●DL]　[●MP3版] [→SMAF版ページ]
- FINAL FANTASY XI アルタナの神兵 より

ヴァナ・ディール各地に突然現れた謎の物体、禁断の口(Cavernous Maw)。
それに触れた冒険者は、過去の、水晶大戦(Crystal War)の時代のヴァナ・ディールに放り出されることになります。
冒険者たちの時代が始まる20年以上も前、天晶暦(C.E.)862年のこと。
突如現れた謎の指導者が各地の獣人たちを束ね、サンドリア・バストゥーク・ウィンダス各国を攻撃(862年5月～7月)。
それにより、三国は大きな打撃を受け、議論の結果、ジュノを含めた四国によるアルタナ連合軍が結成(862年9月)。
そのような時代にやってきた冒険者は、傭兵として連合軍に身を投じることになります。

『アルタナの神兵』の舞台となる世界の大部分は、FF11の開始当初からあった場所。
ただし、その過去の姿です。
そして、そこでは音楽もまた、違ったものが使われています。
この曲が使われているのは、サンドリア王国の王都を囲む広大な森林地帯、ロンフォール(Ronfaure)。
現在のロンフォールでは、植松伸夫さんによる、あたたかく力強い楽曲が流れていますが、
過去のロンフォールでは、楽器の編成は似ていますが、切なげなメロディーを奏でています。
作曲は、おそらく水田直志さんですが、サウンドトラックが発売されるまで保留とします。

★そういうわけで、『アルタナの神兵』です。
拡張データディスクの発売は、FF11をやっていていちばん楽しみな瞬間ですね。
新世界もある程度は歩き回ってみましたが、それでもまだ聴かぬ新曲に驚いたり楽しんだりできそうです。

今回の『アルタナの神兵』は、全体的に地味めな曲が多い印象。
あとは比較的、構成よりもメロディを重視した曲が多いようです。
戦争中の大陸が舞台ということと、
あと過去の世界に行くということで、FF11初期の曲想に立ち戻る意図もあるでしょうか。
このロンフォールに限らず、もともとフィールド曲のあるエリアには、
基本的に過去世界でも別の曲が作られ、使われているようです。
アレンジではなく、同じフレーズなども使われていないものの、
使用する音色などは、かなり意識して、本来のフィールド曲に合わせているように感じられます。
（サンドリアのバグパイプや、グスタベルグのシロフォンなど）

個人的な好みとしては、『プロマシア』や『アトルガン』のとんがった方向性のほうが好きではありますが、
拡張ディスクそれぞれのコンセプトの違いを真っ当に消化しているのだと思います。
まあ、"ゆったりお聞き頂ける曲を中心に～"などと銘打っている当サイト的には、
この『アルタナ』の方向性のほうが相性がいいですね。そういう意味では当サイトも原点回帰でしょうか。
ちょっと曲調が偏りすぎな気はしますが、このロンフォールの曲などもすごく心に沁みますね。

一方で、カンパニエバトルで流れる激しい曲（ダンダンツダダンダンツダダンダン、というリズムの）も気になります。
曲として聴くぶんには、それほど楽しいものではありませんが、
FF11のバトルで流れるBGMとして、ぎりぎりまで装飾をそぎ落としていくとこうなる、というか、ある種の機能美のような。
バトル曲は全部こんなんで充分ではないかと思ったりします。本当にそうだったら味気ないと思うでしょうけれど（笑）
ただ、長時間流れ続ける曲なので、変化はつけてほしいなあと。
ビジージの曲のときもそう思ったのでしたが。

あとは、えーと...
「何のサイト？」は、プロフィールを更新。しばらく前ですが、シーフがレベル７５に到達。
「曲名別リンク」には、
『アルタナの神兵』発売にともなって、新しく『アルタナの神兵』の曲リストを設置しました。
サウンドトラックの発売までは、一時的にいちばん上で目立つように出しておきます。
リスト更新は、おなじみ『黒幕亭劇場』ささんの４曲（うち３曲は『アルタナの神兵』から。早い！）、
そして、『じゅのぺーじ。』さんを新たに追加しました。
名前のとおり、ジュノの曲が中心ですが、『アルタナの神兵』の曲も。

今日はこんなところでしょうかー。
このままガンガンいきたいところ...なのですが、時間がとりづらくてまた間があくかもしれません。