2008年2月 9日 16:41

『ヴァナ通』DVDで水田さんが楽曲解説、『TBM III』に"石の記憶"収録

★『ヴァナ通』と関係ないですが、『チョコボの不思議なダンジョン 時忘れの迷宮』
音楽を制作されたジョーダウンスタジオへのインタビュー記事ジェリアスカ.comに。

ゲーム中に使われて面白くなければ意味がないと考えました。

というのは、この(FFシリーズのアレンジ曲を使う)ゲームだからこその強い意志です。
街の場面で、キャラクターメイクの曲(『Tarutaru Male』)を使うのは目から鱗でしたし、
時計塔内部の曲に『雷平原(FF10)』というのは、原曲以上の一体感があるのでしたが、
なかなか、原曲を離れて、「『時忘れ』の音楽としてどうか?」が語られにくいのでした。

記憶を取り戻す(ことが目的の)ダンジョンでは、楽曲を一部逆再生させる

逆再生というと、『胎動/FF3『生きている森』より(サウンドトラック未収録)』、
『神官たちの記憶/FF8『Fear』より(サウンドトラック未収録)』、
あと『ノスタルジア/FF1『カオスの神殿』より』も? そんな意味があったとは!

★で、本題です。先日、『ヴァナ・ディール通信 Vol.5』が発売されました。
まず、付録DVDでは、『アルタナの神兵』からの新曲を流しながら、
作曲の水田直志さんが自ら音楽解説をするという(当ブログ的には)豪華な企画が。
インタビュアーは編集長のルパン小島さんと、
FF11の5周年本での全曲解説など(多分)、音楽記事を担当しているオポネ菊池さん。

タイトル、ジュノ周辺、フィールド戦闘、ロンフォール、グスタベルグ、サルタバルタ、
カンパニエバトル、サンドリア、バストゥーク、ウィンダス、カンパニエops戦闘、
ダンジョン戦闘の12曲を、20分ほどで解説。(エリアはすべて過去世界のもの)
観ていくと、植松伸夫さん作曲のロンフォールへの意識、音色の選択など、
水田さんの中で現代世界と過去世界をつなぐ意識がはっきりしてきます。

(過去世界のサンドリアの曲に)バグパイプは最初入ってなかったんですね。
この曲は初期に作ったんですが、他の曲ができてから改めて聴いてみたら、
しぜんに頭の中で鳴ってきたので、やっぱり、あれがないと物足りない、と。
(曲の途中から鳴りはじめるのは)逆に効果的だったかもしれませんね。

ちなみに、毎回使われているメニュー画面の曲も水田さんの書き下ろし曲だったり。
いちど、操作を止めて、聴き入ってみるのもいいのではないでしょうか。
...なんか宣伝記事みたいになってきました(笑)
まあ、FF11音楽好きは今まで以上に入手必至な感じになってます。

★本誌記事のほうで見逃せないのは、植松伸夫さんへのショートインタビュー。
3月19日発売予定のCD『THE BLACK MAGES III -Darkness and Starlight-』に、
FF11から『Memoro de la S^tono(石の記憶)』のアレンジが収録されるとのこと。
リミックスにあたる『Recollection』のほうがプレイヤーには馴染み深いかもですね。
『Recollection』自体にも、エレキギターアレンジ(『One Last Time』)がありましたし。

「あの泣きのメロディが、TBMサウンドとしてどのように蘇るのか!?」(植松さん)
「TBMがヴァナ・ディールに殴りこみするぜ!」(羽入田新さん)

それ以外にも、いつもの攻略とネタ記事。
『アルタナ』の攻略本はまだ出ていないので、手元においとくといいかもですね。
まあ、そこは『電撃オンラインD Vol.2』でも良さそうですけども。
まあどっちも持ってるだけでほぼ読まずにゲームしてるんですけども。
とりあえず水田先生の楽曲解説が聞けるのは『ヴァナ通』だけ!   ...宣伝?(笑)

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