自分で記事を書いておきながら自分で忘れるところだった!
11/24の『犬耳家 親族会議vol.1』のチケット予約が今日からです。予約完了。
「晴れたら空に豆まいて」のウェブサイトか電話で。
というか100席しかないのですでに埋まってるかも...。
昼過ぎに、はっ!? と気づいて予約したら整理番号がもうギリギリでした...。
今月はなんだか1日からずっと連続更新しているので、ここらでシリーズネタでも。
今日から、海外サイトのインタビュー記事を無断でてきとーに翻訳していきます。
第1弾は、開催まで1週間あまりに迫った『EXTRA』のキーマンへのインタビュー。
"Interview with Masatoshi Nakamura,
An Extra Hyper Game Music Fan"
http://www.originalsoundversion.com/?p=609
インタビュアーのJasonさんはゲーム音楽の記事を精力的に書かれている方で、
ここでも何度かMusic4Gamesに書かれた記事を取り上げました。これとか。
中村方俊さん(5pb.)いんたびゅー てきとー訳(原文公開 2008/10/1)
※口調が雑なのはてきとー訳なのでごめんなさいQ.『EXTRA』を始めたきっかけは?
A.もともとクラブイベントが好きで、1995年頃はよくDJとしてゲーム音楽をかけていた。でも、作曲者自身のDJプレイも楽しみたいとずっと思っていた。だから2002年に麻布十番で『LEGEND』というゲーム音楽のクラブイベントを開いて、これがうまくいったので、またやりたいと考えていた。そんな時、5pb.に移って、『EXTRA』をやる機会を得られた。だから、2002年の『LEGEND』がいわば原点。Q.『EXTRA - HYPER GAME MUSIC EVENT』というタイトルの由来は?
A.『LEGEND』よりゲームっぽい名前にしたくて、半年かけて100以上の案を考えた。『EXTRA』には、
"EXciting Time" Realizes All
という意味も込めた。『GAME MUSIC EVENT』という説明を続けて、そこに、自分が好きな響きの『HYPER』という言葉をかぶせた。Q.あなたは普段はCDの出版に携わっているが、作曲家たちがファンの前で自ら演奏することも重要?
A.CDを企画するときも、最初からこうしたイベントの開催を意識している。作曲家にとっても、想像力を刺激したり、ファンの獲得のためにこうしたライブ演奏の必要性があると考えている。去年だと、CD売り場で[H.]がサイン会をしたり、こうした皆に喜んでもらえるようなサービスをしたい。Q.去年・今年と、キャパ2400人の大きな会場を選んでいるが、さらに規模を大きくしたい?
A.もちろん。でも、去年は実際2400人も入らなかったから難しい。ただ、いずれ海外でもやりたいという夢もある。Q.特にアメリカなどでゲームボーイの基盤をつかって演奏するチップチューンが盛んだけど、そういう意味で今年は『KORG DS-10』のステージが気になる。これにはどんなことを期待してる?
A.『DS-10』はある種の歴史を作ろうとしている凄いソフトだという印象。じつはまだ触ってないけど。チップチューンのことはよく知ってるけど、このステージで重要なのは、"DS-10マスター"の作曲家たちが出演すること。HardfloorがTB-303を蘇らせたように、DS-10も使う人によって無限の可能性を持つと思う。
チップチューンといえば、Hip Tanaka.ex(田中宏和さん)はファミコン音源を知り尽くした"神"といわれてるけど(訳註:田中さんはファミコンやゲームボーイの音源の設計に携わった人物)、こうした人々が『EXTRA』の中心になっている。Q.去年の『EXTRA』のライブCDのVol.2と、DVDはどうなったの? 権利関係でポシャった? あと、今年の『EXTRA』はライブCD化する?
A.権利関係じゃなくて、品質を上げるために作業中。今年は今のところCD化を予定していないけど、まだ決定ではない。Q.いつか『EXTRA』に呼んでみたい作曲家は?
A.『ドラクエ』のすぎやまこういちさんとか『マリオ』の近藤浩治さんとか。Q.あなたは『ファミソン8BIT』プロジェクトを走らせているが、チップチューンというか、8-bit音楽の良さって何?
A.自分も含めたファミコン世代の皆にとって思い入れのある音色だということ。『ファミソン8BIT』シリーズを出しているのは、まず、自分自身がKPLECRAFT、quad(luvtrax)、Urakenといった素晴らしいクリエイターのファンだから。チップチューンのような音楽って、それぞれのクリエイターがどんな音色を選んで、それをどのように活かすかにかかっている。そういう点で自分も彼らの曲が好きだし、ファンにも楽しんでほしい。Q.5pb.であなたは古代祐三さん、崎元仁さん、目黒将司さんといった作曲家のアルバムを出しているが、もっと多くの作曲家のアルバムを出したい? 今のゲーム音楽の状態について思うことは?
A.もちろん、ラインナップを増やしたい。ゲーム音楽の状態についてどうこう言うより、素晴らしい作品をどうやってファンに届けるか、そしてファンが何を聴きたいのか、いつも考えている。Q.『EXTRA』をこのまま毎年恒例のイベントにしたい? 将来的に目指すものは?
A.毎年続けたいと思っている。将来どのような形になっていくかはわからないが、作曲家とファンの双方にとって、驚きと発見のある楽しいイベントを作りたい。