2009年2月10日 21:33

ひきつづき、作ってます

 |  トラックバック(0)  |  カテゴリ : サイト運営ばなし  

前回の記事を書いた後で気づいたことですが、
『Oblivion』というゲームと『どうぶつの森』というゲームは、よく似ていますね。
一見、画面を見るだけでははまったく正反対のような二本ですが、どちらも、
「攻略するぞ!」ではなく、「さて今日は何をしようか」と思いながら始めます。
いや、それを言うなら『FF11』も、もちろん同じなのですが。
といっても最近は、毎週の決まった活動しかしていなかったのですが、
ナイズル島という目標を、ひとまず終えたところで、さて次は何か、というところ。

この二本、音楽的にも、ジャンルはまったく異なるのに、同じ印象を受けます。
ゲームの体験に華をそえるためにある、極端に機能的な音楽。
『FF11』の音楽にも、そういうところがないではありませんが、
それでもこの二本に比べればぜんぜん「単品でもアリ」な部類だと思います。
『Oblivion』の華麗・壮大・繊細(そして、ときどきグロテスク)なグラフィックは、
映画『ロード・オブ・ザ・リング』の世界を好き勝手に走り回るような気分ですが、
ファンタジー映画のワンシーンを自分で演じている(=role playing)と思えば、
「こういう曲しかないだろう!」というような音楽が流れている感じですね。
"映画音楽的な"ゲーム音楽という言葉は、こういうのにふさわしいのであって、
またこの場合はそれが正しい選択なのだろうと思います。


おそろしく美麗、そして広大。びびった。筆者の分身であるトカゲ君もびびった。(クリックで拡大)

『Oblivion』の音楽は『PRESS START 2007』でオーケストラ演奏されました。
特に調べてはいませんが、評判はあまり良くなかったのではないでしょうか。
ゲームの場面を思い出さずに聴けば、どうしても印象が薄くなる音楽ですし、
その"思いだす"場面もまた、一人一人違っているのが、このゲームなので。
かくいう自分も、あのときの演奏はあまり印象に残っていません...
演奏とともに、スクリーンにはゲーム映像も流される趣向だったのですが。

...っていうか、『Oblivion』は一時封印! とか偉そうに言ったそばから、
ちょっと気分転換に始めたところ、お約束通りにやめられなくなって、
遊び時間の大部分をとられていますがね。たのしーたのしーよ...。

...というゲーム話だけで終わるのもなんなので、作業報告的なことを。
『メリットポイント2!』公式サイトにCDのサンプル曲を載せていただいてます。
(ところで、試聴ページに、Lumino-scopeさんによる楽曲が追加され...
...いや、プロの方と自分の曲が並んで掲載とか結構な羞恥プレイですよ!?)
このサンプル版、作りかけ状態で出したので、その後かなり変わりました。
「ヴァナはニエているか?(Vana bout-il?)」のイントロで比較してみると...

バージョン1(原曲の太鼓をサンプリングして使っているもの)

バージョン2(試聴用サンプルとして出したもの)

バージョン3(一部音源を引き継ぎつつ、制作環境をCubaseに移行)

こんな風に、以前から作っていた曲には、いろいろと手を入れてますが、
いちから曲を作るほうは、しょうじき、もひとつ、はかどっていませんねー。
1曲2曲、間に合わないものがあるかも...やれるだけやります。

今回のCDのテーマは"活動報告"だという話を以前に書きましたが、
もうひとつ、"Cubaseのおけいこ"という裏テーマもあり(いま決めたのですが)、
レコンポーザというソフトで作った、すでに公開中のアレンジ曲・耳コピ曲にも、
Cubaseというソフトを使って、改めて手を入れているのですが、
なかなか、以前に作ったものを超えられない...と悩んでます。
何曲かは、サイト掲載版をそのまま収録することになりそうですよー。
(順調にいけば、小品も含めて、20曲ぐらいが収録できそうです)

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