2010年9月28日 23:39

FF14の最初のサウンドトラック(もちろんゲームも)発売

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ご無沙汰してます。
間が開いたから今回は特別に...とか考えると再開するのが億劫になるので、
何事もなかったかのように、いつも通りの感じでいきます。

とはいえ、先に軽く近況というか予告を。
12月11日(土)、大阪の京橋駅近くにあるホールで行われる、
『ラピスドリームオーケストラ』アンサンブル演奏会に演奏者として参加します。
例によってゲーム音楽のみの演奏会なのですが、
曲目はオウガ、FF4と7、聖剣2、聖剣LOM、ロマサガ3、クロノトリガーから。
......わ、今頃気づいたけど全部スクエニか!(オウガも版権的にはスクエニ)

それと、昨年、東京・立川での演奏会に奏者として参加した、
ファイナルファンタジータクティクスの音楽を中心に演奏する楽団
『管弦楽団:星の調べ』の次回の演奏会にも再度参加します。
こちらも、次は関西公演ということで、大阪は河内長野で来年3月の開催です。

どちらも場所が大阪なので、遠方になってしまう方も多いかと思いますが、
もし、興味があってご都合が合いましたらぜひぜひどうぞ。


間があいたので近況をもっと詳しく書こうか、と思ったんですが、
まあそれはおいといて、
今回の本題は、発売されたばかりのFF14、そしてFF14のサウンドトラック。
とはいっても、ゲーム自体ははまだほとんど遊べていないので、
ゲーム、さらにはゲーム中での曲の印象については、今は書けません。

FF14コレクターズエディションを2種類(日本版と欧州版)買ったので、
この写真ではでかい箱が2つ並んでます。
箱は日本版の方が大きいですが、中身の容積はほとんど変わりません。
欧州版の方がやや特典が多いぐらいで、日本版はかなり上げ底方式ですね(笑)
下に敷いてるのは、欧州版のおまけについてる布製の地図ですね。
薄くて光沢のある((管)さんいわく、眼鏡拭きのような)妙に高級な感じの布。

日本版よりひとまわり小さな欧州版パッケージの中身については、
おなじみ(管)さんの記事が詳しすぎて特に何も書くことはないです(笑)
※ちなみに、欧州版は日本国内では料金を支払う手段がないので普通は遊べません

で、サウンドトラックも、正式には明日発売ですが、今日買ってきました。

この、FF14の最初のサウンドトラックは、
色んな意味で、ちょっと変わった形式で発売されています。

まず変わっている点のひとつめは、特殊な形状のケース。

本当は、この紙ケースが透明な四角いプラケースの中に入っていたのですが、
そのプラケース、はがすと「開封済」の文字が残るシールで封がされていて、
はがした跡がベタベタしちゃうので、もう捨てちゃいました。
捨てる前に写真を撮れば良かったんですが、
ブログから離れているとすっかりそういう習慣もなくなってしまって(笑)
パッケージについては、開封している動画がありますのでこちらを。
(今回こんなのばっかりで手抜きですがすみません!)

ブックレットはシンプルなもので、
それぞれ作曲の植松伸夫さんによる「FF昔話」が載っています。
日本語と英訳が並べて書いてあるという世界向け仕様だったり。
内容は、だいたい「もっと熱くなれよ!(意訳)」という感じです。

クールに生きるなんてやめとけ。あれはかっこ悪いぞ。
Forget about trying to look cool. That's for poseurs.

先日、TBSラジオに出演していた伊藤賢治さんが、
かつてのゲーム開発の現場というのは、
同業他社や社内の他の開発チームへの対抗意識が半端じゃなかった、
といったお話をされていましたが、
植松さんのは、昔のFFの開発チーム内でも、
みんな頑固な上に若かったから、喧嘩や衝突が絶えなかった、という話。

もうひとつ、特殊なのは販売形態。

くわしくは公式サイトを見ていただきたいのですが、
8曲入りのフィールド曲CDと、9曲入りのバトル曲CDが、
それぞれ1500円で発売されています。
収録曲名は上述の公式サイトに載っているのでいいとして、
それぞれがどこで使われている曲なのかというと。
FF14はβ2あたりからほとんど触ってない状態なので推測も含めですが、

Field Tracksのほうが、
プレリュード+三国それぞれの街&フィールド+スタッフロールの全8曲。
Battle Tracksのほうが、
FFのテーマ+ギルドリーブ終盤の曲+三国それぞれの通常戦闘&ギルドリーブ曲
+おなじみのファンファーレ、で全9曲。(推測もあるので間違ってるかも)

FF14のゲームの開始地点は、FF11と同じく三つの国のどれかを選びますが、
街の中や外だけでなく、バトルやギルドリーブの曲も国によって違うようです。

ちなみに、ギルドリーブ終盤の曲は、
何度か『Beneath Bloody Borders』という曲名で紹介していたのですが、
正しくは『Beneath Bloody Banners』でした。
たしか、Distant Worldsの公演のアナウンスで聞いたという情報だったので、
情報主の方がBannersをBordersと聞き間違えた、という感じかも。

あと、ギルドリーブって何だね、
というのは脇道の話なので、簡単に書くと、時間制限のある任務のこと。
ギルドリーブの遂行中(戦闘時も含めて)は、ずっと専用の曲が流れています。
FF11でいうと、ビシージでの曲の使われ方と同じですね。
(ギルドリーブ自体は、アサルトと同じように、能動的に参加するものですが)

各CDの収録曲数が少ないぶん、がっつり2ループ収録されているのが良いです。

ところで、サウンドトラックを小出しにするのは、
アップデートでどんどん曲が増えていくオンラインゲーム向きではありますが。
もし、毎月1枚とかのペースで、こんな感じでCDを出し続けるなら、
それはそれで集めるのが楽しそうなので応援したいのですが(笑)
でも、たぶんそうではなくて、あとから普通に全曲入った完全版サントラ
(ただしもちろん、サントラが出た時点での全曲)
とか、出してきそうな気はしますねー...。

ちなみに、FF14の曲データファイルって、
Ogg Vorbisデータに独自ヘッダーをつけただけなので、
簡単な操作で、プレイヤーで聴ける形式に変換できちゃったりします。

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コメント(2)

さすが、かごいりさん、
いろいろと購入されていますね。
布製の地図、素敵ですね。

FF14は、いろいろと言われていて、
ちょっと悲しいですが、
PS3版は、買いたいと思っています。

こっこさん、こんばんは!
布製地図は、サイズはあまり大きくないですが綺麗ですね。
ヨーロッパ版のFF14にしかついていないみたいです。

友人でFF14をはじめた方はみなさん楽しんでらっしゃるみたいなのですけどねー。
そのうちに、じっくり腰を据えてはじめたいとおもいます。