“アルタナの神兵 OST”の楽曲

ヴァナ・ディール各地に突然現れた謎の物体、禁断の口(Cavernous Maw)。
それに触れた冒険者は、過去の、水晶大戦(Crystal War)の時代のヴァナ・ディールに放り出されることになります。
冒険者たちの時代が始まる20年以上も前、天晶暦(C.E.)862年のこと。
突如現れた謎の指導者が各地の獣人たちを束ね、サンドリア・バストゥーク・ウィンダス各国を攻撃(862年5月~7月)。
それにより、三国は大きな打撃を受け、議論の結果、ジュノを含めた四国によるアルタナ連合軍が結成(862年9月)。
そのような時代にやってきた冒険者は、傭兵として連合軍に身を投じることになります。

『アルタナの神兵』の舞台となる世界の大部分は、FF11の開始当初からあった場所。
ただし、その過去の姿です。
そして、そこでは音楽もまた、違ったものが使われています。
この曲が使われているのは、サンドリア王国の王都を囲む広大な森林地帯、ロンフォール(Ronfaure)。
現在のロンフォールでは、植松伸夫さんによる、あたたかく力強い楽曲が流れていますが、
過去のロンフォールでは、楽器の編成は似ていますが、切なげなメロディーを奏でています。
作曲は水田直志さん。

アルタナ連合軍と獣人血盟軍が戦争を続けている、過去の世界へ飛ばされた冒険者。
そこでは、アルタナ連合のいずれかの国の軍を選んで、傭兵として所属し、獣人軍と戦うことになります。

"カンパニエops"とは、傭兵となった冒険者が軍から指令を受けて働くミッションの総称です。
物資の調達や不審物の捜索といったものから、大規模な戦闘作戦まで幅広い指令がありますが、
ある程度大きな指令の場合、特殊なエリアに赴いて遂行する場合があります。
『アトルガンの秘宝』における"アサルト"に似たシステムですが、
そうした専用エリアでは、"アサルト"と同様に、通常とは異なる戦闘曲が流れます。

曲の構成そのものは「Fighters of the Crystal」によく似ていますが、
サビの部分は、これまでのFF11の戦闘曲にはない、明るく前向きな曲調で、新鮮です。
作曲は水田直志さん。

アルタナの神兵 OST
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