Illusions in the Mist

カダーバの浮沼(うきぬ)――

アズーフ島に広がる大沼沢地帯。「カダーバ」とはイフラマド語で「迷夢」の意。
ほぼ一年を通して濃霧に覆われている陰鬱たる地だが、
密生した灌木とマコモやハス等の挺水植物からなる植生は豊かで、両棲の動物が数多く棲息している。
この一帯は、かつてアトルガン皇国とイフラマド王国の激戦が繰り広げられた古戦場としても知られるが、
今ではそれらの国々に代わり、ラミア擁する死者の軍団とナシュモのキキルン、
そして近東を拠点とするフォモルの一党が、隠然と勢力争いを繰り広げている。
(公式サイト『アトルガンの秘宝』ページより) →公式サイト

「Illusions in the Mist」とは「霧の中のまぼろし」。
ヴァナ・ディールに霧の濃い場所はたくさんありますが、
この曲が流れるカダーバの浮沼(Caedarva Mire)は、神秘的というより陰鬱で、
こちらが身を隠していても見破ってくるインプ族や、発見しづらいチゴーなど、厄介な敵の多い場所です。
他の場所と同じ敵でも、ここにいると、なぜか不気味な印象を受けてしまいます。
そういった雰囲気に、この曲が寄与しているのは、もちろんのこと。
作曲は水田直志さん。


MIDI版
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隙間が多かったり、音色が変わっていたりと、再現しづらいタイプの曲ですが、
何か出てきそうな、不気味な感じをなるべく出そうとしてみました。
で、原曲を聴いているとき、中盤のアルペジオがなんか気持ち悪いなあと思ってじーっと聴いてみると、
これ、じわじわとパン(音の出る位置)が移動しているんですね。ああ不気味だ...。
不気味で、でもなぜか何度も繰り返し聴きたくなってしまう曲です。