聖地ジ・タを越え、滅びの神殿と畏れられる廃墟ロ・メーヴの奥に
神々の間(Hall of the Gods)はあります。
人知れずそこに立ち、向かい合う二柱の神像は女神アルタナと男神プロマシア。
アルタナが人類を創造し、プロマシアが獣人を創造した、とするアルタナ信仰を持つのが
ヒューム・エルヴァーン・タルタル・ミスラ・ガルカの5種族の「人類」。
一方、「人類」によって「獣人」と定義されたゴブリン・オーク・クゥダフ・ヤグード等の種族は
それぞれ異なった信仰を持っており、
また、アルタナ信仰の中でも国家間で教義の違いから宗教対立も生まれるなど、
複雑な歴史的・宗教的背景を持つのがFF11の世界たるヴァナ・ディールです。
そうした背景からか、神々しさの中にどこか不安も感じてしまうコーラス曲ですが、
男神の名を冠した「プロマシアの呪縛」でも重要なテーマとなりそうです。
作曲は水田直志さん。