FF11のタイトル画面で流れる曲は、『ジラートの幻影』までは「Vana'diel March」、
『プロマシアの呪縛』では「Unity」(欠番になっている「Vana'diel March #3」はこの曲です)、
そして『アトルガンの秘宝』ではこの「Vana'diel March #4」となっています。
『プロマシア』以降でも、曲が最後まで流れ、フェードアウトした後で、「Vana'diel March」に切り替わります。
(ちなみに「Vana'diel March #2」はキャラクター作成時やイベントシーンで流れます)
一連の「Vana'diel March」は、この曲も含め、水田直志さんによる楽曲。
また、この曲は、ビシージ(皇都防衛戦)に勝利(つまり防衛成功)したときにも流れるためか、
「Vana'diel March」のなかでいちばん爽やかな曲だと思います。
特に最後のフルートとストリングスのからみが爽やかです(採譜はかなり怪しいというか勘です)。
タイトル画面ではさっさとメニューを選んでしまうので、ほとんどそこまで聴く機会がないですけれど...。
MIDI版
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MP3版 (一覧はこちら)
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ダウンロードする: vanadielmarch4.mp3(2.4MB)
SMAF(携帯電話)版 (一覧はこちら)
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タイトル画面で流れるということは、『アトルガンの秘宝』を導入した後、まず最初に聴くことになる新曲です。
その次に聴くことになる新曲は、たいていの場合「Eastward Bound...」になるわけで、
この2曲が『アトルガン』の中でも特にキャッチーなのは意図的なものかもしれません。
この「Vana'diel March」のシリーズは、主にタイトル画面で(一部はイベントシーンで)使われていますが、
「Battle Theme/Battle in the Dungeon」系と違い、それぞれ雰囲気が違っています。
調号の少ない、素直な調であることは一貫していますが...
Vana'diel March : 4/4拍子、テンポ100、ハ長調
Vana'diel March #2 : 4/4拍子、テンポ82、ハ長調
Unity(Vana'diel March #3) : 4/4拍子、テンポ135、ト長調
Vana'diel March #4: 4/4拍子、テンポ132、ハ長調
戦闘曲やタイトル画面の曲が増えるのは、プレイヤーに新たな気分を味わってもらうためでしょうけれど、
効果音との関係、戦闘所要時間など、制約の多い戦闘曲と比べると
タイトル画面の曲は変化をつけやすいのかもしれません。
とはいえ、曲自体の良し悪しや好みはさておくとしても、
今でも"ヴァナ・ディール"という世界の扉には最初の「Vana'diel March」がいちばんふさわしい気がします。